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最後の選挙サンデー 有権者に聞く

2007年07月23日

 参院選が29日に投開票されるのを前に、最後の「選挙サンデー」となった22日、青森選挙区(改選数1)の有権者に聞いてみた。「今回の参院選、一番関心を寄せるテーマは何ですか」

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参院選の期日前投票所には、ひっきりなしに人が訪れていた=22日、青森市新町1丁目のアウガで

 青森市古川の住宅街。食品販売業の男性(47)の最大の関心事は「政治とカネ」の問題だった。

 仕事柄、景気対策は気になるが、それ以上に政治家や役人の税金の使い方に憤っている。「政治家はなぜ、カネにルーズなのか。国民の血税を物としか見ていない。税金の使い道をはっきりしてほしい」

 青森駅近くのパチンコ店で、休日を過ごしていた会社員の男性(53)も、年金問題や松岡前農水相の政治資金問題などについての与党の対応の仕方に不満を募らせていた。「今の自民党は悪いことをしても、謝ればいいと思っている。懲らしめたい」

 青森市の古川市場近くでパン屋を構える女性(65)は憲法9条改正の動きに危機感を募らせていた。「いつの選挙でも平和を第一に考えてきた。年金もらって、パンが売れるようになっても、銃弾の中を逃げ回るようになれば元も子もない」

 弘前市内のリンゴ農家の男性(69)は「昔に比べてリンゴの価格は半分くらいになった。自由化されて中国産のふじが入ってくれば、ますます苦しくなる」。

 「リンゴ台風」と呼ばれた91年9月の台風19号の被害で、1000万円近い負債を抱えた。やっと返し終わったという。15年ほど前までは自民党衆院議員の後援会で活動していたが、今は民主党支持に転じたという。

 青森市のアウガ前を歩いていた八戸市職員の20代男性は「気になるのは景気対策だが、各党の政策は似たり寄ったり。公務員だから無難に自民党に入れるかな」と話す。

 青森市古川で衣料店を経営する女性(57)は格差問題が一番気になるが、「どの党も、『格差をなくす』という最終目標は同じ。違いが分からない」。青森選挙区に立候補している4陣営から投票依頼が来たという。「『はいはい』と言っておいた。最後は自分の考えで投票するさ」

 青森市の中央卸売市場で野菜をトラックに積み込んでいた運送業男性(43)は「市民が楽な生活をできるような政治をしてほしい」と願う。年金も「このままではもらえなくなるのでは」と危機感を持つが、投票に行くかどうかは「気分次第。疲れて帰ってくれば夜まで寝ているかもしれない」。

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