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予定3氏、はや舌戦 福井で公開討論会

2007年06月25日

 今夏の参院選福井選挙区(改選数1)に立候補を予定している3氏を招いた公開討論会が23日夜、福井市手寄1丁目のAOSSA内の県民ホールで開かれた。約200人が参加し、それぞれの主張に聴き入った。

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参院選の立候補予定者の3氏が出席して開かれた公開討論会=福井市手寄1丁目のAOSSAで

 日本青年会議所福井ブロック協議会の主催。自民現職の松村龍二氏(69)、民主新顔で元衆院議員の若泉征三氏(61)、共産新顔で元三国町議の山田和雄氏(39)の3氏が出席。仁愛大の橋詰武宏教授がコーディネーターを務めた。

 「憲法改正」「格差社会」「税制改正」「地方分権」などのテーマ別に、3氏が持論を述べる形で進行した。

●憲法改正

 「憲法改正」では、松村氏は「目的は自衛のために限られているが、陸海空軍を持たないとしながら事実上持っている。自分の国の安全を責任を持って判断するには、世界の憲法と共通するような憲法にしてもいいのでは」と述べた。

 若泉氏は「9条の戦争放棄は順守しなければいけない。これを世界に訴えられるのは唯一日本だけだ。集団的自衛権を行使しようとする安倍さんの発想は危険」と指摘。環境権などの改正については必要とした。

 山田氏は「自分の愛する人を戦争に巻き込まれないように、その保障として憲法ならびに9条を守ることが必要。時代に左右されない絶対的な正義、理想が込められている」と訴えた。

 立候補予定者本人が選ぶ国策の最重要課題では、松村氏は自民、民主両党の農業政策の違いを指摘。民主党が掲げる所得補償制度について「こんなことをしたら農家が滅びるだけでなく、将来日本の農業が大変なことになる」と述べた。

●年金問題

 若泉、山田の両氏は年金記録の不備問題を挙げた。若泉氏は国民の申告に基づき、早急な対応が必要と主張。最低年金の保障や納付記録を明記した「年金通帳」をつくり「若い人の信頼も早く回復しなければいけない」と話した。また、山田氏は「すべての加入者に年金情報を渡して間違いの有無を確認してもらうことが必要」と指摘。職場の同僚らの証言なども活用して対応していくことを強調した。

 討論会の中で、年金問題について松村氏は「宙に浮いた年金記録を、1年以内に帰属させようと自民党は一生懸命やっている」と話した。

●県の将来

 「日本・福井の将来について」のテーマでは、松村氏は北陸新幹線や中部縦貫自動車道などの整備を強調。若泉氏は年金給付を受けられない有権者との対話から最低年金制度の必要性を述べた。山田氏は日本とアジアとの交流の大切さに触れ、交流が進めば福井は位置的に観光や貿易面で有利と指摘した。

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