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訴え、いよいよ最終盤 有権者、政策どう判断

2007年07月28日

 参院選は29日、投開票される。福井選挙区(改選数1)から立候補している民主新顔の若泉征三氏(61)、自民現職の松村龍二氏(69)、共産新顔の山田和雄氏(40)の3氏は27日、県内各地を回り、街頭や集会などで支持を訴えた。最大の争点となっている年金記録の問題をはじめ、格差や憲法改正、北陸新幹線の県内延伸、農政などの課題に対する各候補者の主張、政策に有権者がどのような判断をするのか。

 若泉氏は午前中、大野、勝山両市で、午後は坂井市で街頭演説に臨み、年金記録の問題や農業政策を中心に訴えた。夕方には同市内の道の駅「さかい」付近で坂井地区決起集会を開き、気勢を上げた。

 この日は、民主党の鳩山由紀夫幹事長が福井入りした。公示後は14日に続いて2度目。福井市中央1丁目の福井西武前で、赤城農水相の後援会が政治活動費を二重計上していた問題に触れ、「意図的にやっていなければおこらない話」と批判。参議院での与野党逆転などを訴えた。この後、市内のショッピングセンター3カ所でも街頭演説した。

 陣営幹部は「年金問題はもちろん、子ども手当や農家の所得補償などの政策をしっかり伝えることを徹底したい」と最終盤の決意を語る。

 松村氏は午前中は越前町で遊説。午後は福井市内に入り、夕方からはJR福井駅周辺を歩き、買い物客ら一人一人と握手し支援を訴えた。公示後は安倍首相をはじめ閣僚が続々と来県。この日は、甘利経済産業相が敦賀市と福井市で演説し支持を呼びかけた。

 これまでに推薦団体は700を超えた。県内を2巡し、年金記録問題に対する政府の対応、北陸新幹線、中部縦貫自動車道などのインフラの整備に尽力する考えなどを訴えてきた。

 陣営幹部は「年金問題は第三者委員会が設置されるなど解決に向けた政策が動き出し、理解が得られてきたが、まだ横一線。最後の一押しを県民の皆さんにお願いしたい」と話す。28日は福井市田原1丁目のフェニックス・プラザで総決起大会を開く。

 山田氏は終日、福井市内で住宅街や商店街を回った。街頭演説では、「非正規雇用が増えた格差社会を是正し、大企業や株取引でもうけた人を優遇する『あべこべ』の税制を変え、庶民の税負担を減らして暮らしを守る」と主張。現政権が進める憲法改正に向けた動きを批判した。

 公示後は福井市を最重点に坂井、敦賀の計3市に3回以上、それ以外の6市も2回以上回った。陣営には、増税による生活の窮状を訴える手紙が寄せられているという。これまでの選挙戦ではなかった反応で、陣営では「自民批判をしている民主も、増税や改憲の基本路線は自民と変わらない、という共産党の主張は浸透してきている」と手応えを語る。28日は地元の坂井市三国町を皮切りに福井市へと移り、最後の訴えをする。

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