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会場ない人足りない 各選管、日程ずれ込み四苦八苦

2007年06月30日

 7月29日の参院選の投票まで1カ月を切った。国会の会期延長で日程が1週間ずれ込んだため、県内でも投開票日が夏まつりやスポーツイベント、市職員の採用試験などと重なる事態が各地で生じることになった。各市町村の選挙管理委員会は、会場や人員の確保に四苦八苦だ。

 女川町では、29日の投開票日が恒例の女川みなとまつりの海上花火大会の日程と重なった。

 人口約1万人の町に、昨年は一日で約7万4000人が訪れた。投開票日と重なると、祭りによる深刻な渋滞により投票箱の運搬が開票開始に間に合わない可能性が出てきた。そこで、町選管は町内18カ所の投票所の投票締め切り時刻を最大で2時間繰り上げる予定だ。

 防災無線や町の広報誌などを使って投票時刻の繰り上げを周知する予定だが、町選管は「投票率は下がるかもしれない」と頭を悩ませる。

 仙台市では、各区ごとに設けた5カ所の開票所のうち、4カ所が変更となった。

 多くの市職員が夜遅くまで集まるため、開票所は、大規模な駐車場と会場が必要になる。しかしそれだけの大きさの会場が「夏休みまっただ中にイベントが入っていないわけがない」(市選管)。

 太白区は、同区内にある市体育館の中で一番大きい第一競技場に開票所を設けていた。しかし、29日にはこの会場でバドミントンの東日本大会が開催されることになっている。結局、大会主催者が第二競技場で予定していた一部の試合日程をずらしてくれることになり、第二競技場が使えることになった。

 しかし、第二競技場の大きさは第一競技場の3分の1以下。職員や机の配置を大幅に見直さなければならず、担当者は作業に追われている。

 また、仙台市内の167カ所の投票所は当初の予定通り使用できることになったが、そのために投票所を使ってイベントを行う予定だった40以上の団体が予定の延期や中止、時間短縮を余儀なくされた。

 気仙沼市では開票所の変更が必要となったほか、同市や大崎市、登米市、加美町では投票所の一部を変更することになりそうだ。

 また、7月29日には仙台市以外の県内の市が職員採用試験を一斉に行う。各市とも選挙に職員をかり出される中で、試験監督の人員の確保も迫られることになる。

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