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2議席目指し論戦へ 4氏、仙台で第一声予定

2007年07月12日

 年金記録問題などを争点とする参院選が12日、公示される。宮城選挙区(改選数2)では4人が立候補を予定している。各候補は午前8時半に県選管で立候補を届け出た後、仙台市内で一斉に第一声を上げ、29日の投票日までの17日間の選挙戦に入る。

 立候補を予定しているのは、自民党現職の愛知治郎氏(38)、民主党現職の岡崎トミ子氏(63)、共産党新顔の加藤幹夫氏(43)、社民党新顔の岸田清実氏(52)の4氏。各候補は11日、あいさつ回りやボランティアの調整などにあわただしく動き回った。

 愛知氏は政見放送の収録や支持者へのあいさつに駆け回った。優勢と安心感が漂う支持者らに不安を抱く陣営は、夜の結団式で報道陣をシャットアウト。ぴりぴりとしたムードを漂わせながらトップ当選を目指すことを確認した。同党県連の市川一朗会長は「年金問題の解決など政治の実行力が問われる。『成長を実感に』を合言葉に改革を進める」と力を込める。

 岡崎氏は地元企業や支持者宅を回って事務所に入り、支持者と懇談した後、出陣式に臨んだ。集まった支持者らを前に「与野党逆転のために全力でがんばります」とあいさつ。選対本部長の安住淳衆院議員は「年金制度改革や格差是正などの政策を実現するためには岡崎候補の圧倒的勝利と政権交代が必要。過半数の得票を目標に一丸となって取り組む」と意気込む。

 加藤氏はポスター張りの準備や第一声の草稿に時間を割いた。「年金や増税に関しては、これまでになく有権者の関心が高い」と手応えを感じている。同党県委員会の中島康博委員長は「貧困の解消と憲法9条を守る選挙。未来への希望を、与党に真っ向から立ち向かう確かな野党に託してほしい」と訴える。

 社民党の岸田氏は午前中は床屋で整髪。午後は事務所で報道陣の取材に応じた。「国に対する怒りが象徴的に年金問題に表れている。一人でも多くの県民と話し共感を得たい」と語った。党県連合の菅野哲雄代表は「格差拡大、年金、暮らしの破壊を進める政治を変える、安倍内閣と対決する選挙」と位置づける。

 県内の11日現在の有権者数は04年選挙に比べ約2万7000人多い192万2696人。投票は29日午前7時から県内1119カ所の投票所で行われ、即日開票される。ただ、378カ所の投票所で通常午後8時までの投票時間を1〜4時間繰り上げる。県選管では、13日から市町村役場などで受け付ける期日前投票を呼びかけている。

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