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4氏、舌戦に火ぶた 年金問題中心に

2007年07月13日

 参院選が12日公示され、宮城選挙区(改選数2)には自民党現職の愛知治郎氏(38)、共産党新顔の加藤幹夫氏(43)、社民党新顔の岸田清実氏(52)、民主党現職の岡崎トミ子氏(63)の4人が立候補を届け出た。仙台市内で第一声をあげた各候補者は、年金記録問題を中心に声を張り上げ、17日間にわたる論戦をスタートした。投票日は29日で、即日開票される。

 愛知氏は県庁舎正面の花壇前で第一声。6分間の演説の冒頭、年金問題を1分間取り上げた。「日本の負の遺産の最たるもの。解決することが私の使命」と述べ、社会保険庁解体などへの支持を訴えた。

 応援には県連所属の国会議員7人と梅原克彦仙台市長のほか、公明党県本部の石橋信勝代表が党本部の推薦状を持って駆け付けた。

 加藤氏はJR仙台駅前に立った。9分間の演説では、あいさつに続いて年金問題に約1分ふれ、「政府の責任をあいまいにしない」と受給者救済を主張した。時間を割いたのは住民税の増税や雇用、憲法問題で、それぞれ2〜3分かけて「民主党も自民党も変わらない」と2大政党を批判。「安倍政権の暴走にストップをかけるのは確かな野党」と強調した。

 岸田氏は仙台市中心部のアーケード街の交差点で約13分間演説。そのうち5分近くを年金問題にあて、政府の責任を指摘した上で、全額税方式による新制度の創設を主張した。さらに、憲法9条の保持、競争社会の見直し、政治とカネの問題などにもそれぞれ2分半程度かけて、小泉政権が始めた規制緩和を伴う市場主義経済の見直しを訴えた。

 岡崎氏は県庁そばの勾当台公園で「与野党逆転を果たしましょう」と気勢を上げた。三つのセーフティーネットを掲げた約10分間の演説では、1分半にわたって年金問題を取り上げ、厚生年金と国民年金などに分かれる年金を一元化するなどとする党の方針を説明した。その後、子育て支援策や農業振興などに言及して集まった有権者らに支持を訴えた。

 一方、比例区の候補者の活動も始まった。東北や県内を重点地域に定める公明現職の渡辺孝男(57)、共産現職の紙智子(52)、民主新顔の今野東(59)の3氏は仙台市内で、共産新顔の小林立雄氏(58)は大崎市で第一声をあげ、比例区での支持を求めた。

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