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〈参院選と東北経済:5〉新幹線 交流人口の増加を実感

2007年07月22日

 今年は東北新幹線の大宮―盛岡が開業して25年、盛岡―八戸の延伸から5年の節目の年だ。国土交通省によると、1日に約22万4000人が利用。旅行やビジネス需要が高い。今回のアンケートでは、東北経済の活性化に「大きく貢献した」「どちらかと言えば貢献した」と答えた企業が7割にのぼった。

グラフ

新幹線開通による評価

 七十七銀行(宮城)の鎌田宏頭取は「仙台の百貨店で、青森からのお客様の呼び出しを耳にする。仙台への集客に効果がある」。大東銀行(福島)の能勢秀幸社長も「郡山駅で新幹線に乗ると満員のことが多い。月曜の朝、東京から福島に向かう新幹線の指定券も度々とれない」。交流人口の増加を肌身で感じる経営者が多いようだ。

 その一方で、幸楽苑(福島)の新井田傳社長は「それほど貢献していない。大手企業が東北に進出し、(地元企業の取り分を)持って行く方が多いのでは」と冷ややかな見方を示す。あさ開(岩手)の村井良隆社長も「交流人口は増えたが、経済に対する貢献は不明だ」と回答した。

 東北新幹線は2010年度末には新青森、15年度末には函館まで延伸される予定だ。東北各地には「北海道に向かう観光客に素通りされる」との脅威がある。参院選では、地域の観光振興や経済発展のための具体策も注目される。

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