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応援演説、人気は麻生外相 赤城農水相はほとんどなし

2007年07月24日

 麻生外相、小池防衛相の2人が参院選で引っ張りだこだ。麻生氏は「ポスト安倍」の有力候補とあって閣僚で一番人気。元キャスターの小池氏にも応援依頼が殺到する。その一方で「女性は産む機械」と失言した柳沢厚生労働相と、事務所費問題と顔のばんそうこうについて説明不足が指摘された赤城農林水産相にはなかなかお呼びがかからず、民主党との政策論争を展開するうえでも自民党に痛手となっている。

 自民党本部によると、12日の公示から24日まで遊説に訪れた都道府県の延べ数は、安倍首相が28でトップ。麻生氏、小池氏が訪れたのは十数都道府県で、他の閣僚とほぼ同じだが、各陣営からの要請数は断トツ。次に人気があるのは、歯切れの良さに定評のある渡辺行革担当相だという。

 「初めてナマで麻生太郎の顔を見る人? 実物の方がテレビよりいいと思った? 奥さん、見る目ある!」

 麻生氏は24日、札幌市内のホテルに集まった聴衆を笑わせた。昨秋の自民党総裁選でオタクでにぎわう東京・秋葉原で若者に支持を訴え、人気を博した。漫談調の語りで笑いを誘う。きまじめな首相の語り口とは対照的だ。「ポスト安倍」の有力候補であることも人気の一因で、福岡県内での演説会では地元市長が「麻生総理・総裁誕生のためにも、今回の選挙をよろしくお願いします」と述べる一幕も。

 もっとも麻生氏の語りは失言のリスクと裏腹。19日の富山県での講演で、国内外の米価比較をとりあげた際に「アルツハイマーでも分かる」とたとえ話を披露。すぐに発言を撤回するはめに。

 軽妙な語り口という点では、小池氏も負けない。24日の秋田市での演説では「よく、日本のライス(米国務)長官とか、言われますけど、少し加齢していますから、ライス加齢(=ライスカレー)と言っているんですけども」。また、「国民・国家の安心を守る。くらし・生活を守る。美しい星づくりのための環境を守る」と述べた上で自民党の「議席を守る」と呼びかける。

 一方、柳沢氏は「年金の説明を聞きたい」と各県連からの要請が出始めているが、遊説先は地元の静岡を除けば、4。赤城氏はほとんどないという。首相が先頭に立って、逆風の強い年金問題への取り組みを強調し、民主党の農業政策批判を強めているだけに「両大臣とも歓迎されない状況は困ったものだ」(自民党幹部)との声も漏れている。

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