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首相・小沢氏、富山で舌戦 「綿貫票」焦点

2007年07月26日

 安倍首相と民主党の小沢代表が25日、参院選の応援でともに富山に入った。この選挙戦で、2人が舌戦で激突したのは初めて。隣県の石川、福井とともに保守地盤が強い「1人区」だが、与党が逆風を受け、いずれも予断を許さない情勢となっている。とくに、富山は綿貫国民新党代表の地元で、選挙後の政局にらみでも注目を集める。四国、中国、九州に加え、「北陸決戦」が新たな焦点となっている。

 25日午前、富山市郊外。小沢氏は約200人を前に「民主党、ご当地の綿貫さん率いる国民新党、そして社民党。みんなで、この人なら県民サイドに立って働くという確信で推薦した」と訴えた。

 24日の福井、石川に続く「北陸行脚」だ。この3県は01年、04年と参院選挙区は自民党が完勝、05年総選挙も計9選挙区のうち自民党を破ったのは綿貫氏しかいない。民主党は今回も厳しい戦いとみていたが、報道各社の情勢調査では互角の状況に。小沢氏は25日の演説後、記者団に「富山はなんと言っても自民党の基盤の厚いところだ。しかしながら県民の今の政治に対する批判が強く、相手をとらえて一線に並んだ」と語った。

 結果によっては国民新党が参院過半数の行方を左右することから、綿貫氏の動向も注視されてきた。公示直前に同党は野党系候補を推薦し、綿貫氏は24日に地元で「流れを変えるには富山も流れを変えてもらわなければならない」。記者団には「もう完全に吹っ切れた」とすでに野党系候補への投票を済ませたことを明らかにした。

 一方、首相は25日午後、福井、石川両県を回った後に富山入りした。魚津市では約1500人を前に演説。ますずしやチューリップ、米など富山の名産品を挙げて地域再生を唱え、「民主党から、小沢さんから経済を成長させる、景気を回復するという話を聞いたことがありますか」とも訴えた。

 自民党は北陸決戦を制そうと懸命だ。石川では地元の森元首相が他県での応援をキャンセルして票固めに回る。

 この日、公明党の太田代表は愛知など、共産党の志位委員長は神奈川で支持を訴えた。社民党の福島党首は沖縄へ。新党日本の田中代表は東京都内を回った。

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