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政党激突、応援に熱 福島と沖縄の参院補選

2007年04月05日14時59分

 夏の参院選の前哨戦となる参院2補選が5日、告示された。与野党が激突する足元で、福島選挙区で注目されるのは「栄佐久党」と呼ばれた前知事支持票の行方。基地問題が前面に出なくなった沖縄選挙区では、無党派層をどうつかむかが焦点だ。

■福島―前知事の票の行方は

 事実上、民主党公認の増子輝彦氏(59)と自民党公認の山口勇氏(69)との一騎打ちとなりそうな福島選挙区。両氏とも談合事件で辞職した佐藤栄佐久前知事と同じ同県郡山市出身で、後見役の国会議員も前知事と関係が深い。

 山口氏は郡山市のJR郡山駅前で午前10時15分ごろ、第一声を上げた。「私は、美しい国づくりに邁進(まいしん)する安倍政権を支えたい」と訴えた。傍らには同市を地盤とする首相補佐官の根本匠衆院議員の姿もあった。

 一方、増子氏は午前9時半過ぎ、福島市のJR福島駅近くで「格差是正を福島から始めよう。生活しやすい国をつくるために勝たせて頂きたい」と第一声。民主党の鳩山由紀夫幹事長や渡部恒三最高顧問らとともに、党県連代表の玄葉光一郎衆院議員が駆けつけた。

 山口氏は県議会議長も務め、同郷の佐藤前知事とは盟友関係だった。建設省官僚だった根本氏は前知事に「スカウト」され、93年の初当選以来、前知事後援会の支援で当選を重ねた。統一地方選と重なり地方議員が動けない中、山口氏に根本氏の応援は欠かせない。

 一方、増子氏は衆院議員時代は郡山で前知事の対抗勢力だったが、玄葉氏は前知事の娘婿だ。玄葉氏と前知事の後援会の顔ぶれは重なり合う。玄葉氏は郡山市に積極的に応援に入っている。

 前知事の後援会は、250支部を持つ県内最大の集票組織だった。知事選では毎回、参院選で自民、民主の両党候補の得票を合わせた70万〜80万票を獲得してきた。

 談合・汚職事件の余波で、昨年11月の出直し知事選では郡山市に「厭戦(えんせん)ムード」が漂った。同市の投票率は、県内市部で唯一5割を割り込んだ。山口氏の陣営幹部は「『政治離れ』した前知事支持者の関心を、もう一度集めることができるかがポイントだ」という。

■沖縄―基地色薄れ、無党派対策

 一方、沖縄選挙区に立候補した与党推薦の島尻安伊子氏(42)の陣営幹部は「候補者そのものが最大の無党派対策」と話す。

 仙台市出身で元民主党の那覇市議。本土出身、しかも他党からの移籍組を推すことに自民党県議団の中には反発もあったが、県選出の党国会議員らが擁立を進めた。無党派層や女性票の取り込みに期待したからだ。選考委員を務めた翁長雄志(おなが・たけし)・那覇市長は、「『そのまんま現象』も分析し勝てる候補を選んだ」。

 野党推薦の狩俣吉正氏(57)は連合沖縄前会長。組織は大きいが、無党派層への浸透となると陣営も頭を悩ませる。「身近な問題を訴えることが有効」としながら、「労組や旧来の支持層を固めるのが先」という。


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