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6区、3氏軸の争い 小島氏の擁立、自民県連了承

2009年4月10日

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 自民党県連は9日、広島市で選挙対策委員会と役員会を開き、次期衆院選広島6区に県議の小島敏文氏(58)=三原市・世羅郡選挙区=を擁立することを了承した。前回の「郵政選挙」で自民が実質支援したライブドア元社長の堀江貴文氏らが立ち、全国的に注目された選挙区。今回は国民新党現職の亀井静香氏(72)、共産新顔の花岡多美世氏(51)、小島氏の3氏による争いに落ち着きそうだ。(大野正昭、長尾大生、福家司)

 役員会後、報道陣の取材に応じた奥原信也幹事長によると、3月31日に党本部の古賀誠選対委員長らから小島氏を擁立したいと正式に要請を受け、今月4日に小島氏に意思を確認。小島氏は「大変名誉なことで、不退転の決意でやりたい。県議にカムバックすることはない。これから私の政治生活は国政一本でいきたい」と述べたという。奥原幹事長は「県連挙げて支援し、早く選挙態勢ができるように本人とともにがんばっていくことが大切だ」とした。16日に県選出国会議員による常任顧問会議で承認されれば、党本部から第6選挙区支部長に選任される見通しだ。

 ただ、亀井氏が強固な地盤を持つ選挙区だけに、自民県議らの支援は未知数。亀井氏の地元・庄原市選出で「本籍亀井党、現住所自民党」を公言する小林秀矩県議(自民)は「小島さんは応援しない。自民党からはレッドカードを突きつけられるでしょう。それでも亀井さんの応援をする」ときっぱり。

 亀井氏の北部後援会事務局長、玉川忠義さん(68)は「やっとターゲットがはっきりした。自民は手ごわいが、十分に戦える。国民新党の比例区票にもいい影響を与えるのではないか」と意欲を見せた。

 民主党は亀井氏の支援を決めている。前回、6区で落選し、現在参院議員の佐藤公治・県連代表は「だれが出ても友党の亀井さんをたんたんと支援して当選していただき、政権交代を実現するだけだ」。

 花岡氏の選挙対策本部長を務める寺本真一・尾道市議は「自民党からの立候補はないと思っていた。予想外」と受け止める。三原市議選(12日投開票)終了後、態勢を一層強め「政治と金の問題を追及し、国民の雇用確保など党の政策を訴える」という。

 前回、堀江氏を応援したNPO法人工房おのみち帆布の木織雅子理事長は「前回、堀江氏に新鮮さを感じ自分の1票が日本を変えるのに役立つ、とわくわく感があったが今回はない。でも、3人が立候補すれば、政策論争が活発になり、有権者の選択肢が広がる」という。

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