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県内すでに臨戦態勢 総選挙8月30日投票固まる

2009年7月14日

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 衆院選の投票日が固まった13日、県内の小選挙区立候補予定者たちの動きもあわただしさを増した。民主党の歴史的大勝となった都議選を受け、政権交代を狙う野党関係者は勢いづく。一方、与党関係者からは「総裁選をすべきだった」との声も聞かれた。4年ぶりの総選挙に、有権者からは景気回復を期待する声が上がった。

◇引き締め図る自民、「風を感じる」民主

◆1区

 地元で一報を聞いた民主現職の寺田学氏(32)は「いずれ来ると思っていたので、落ち着いて受け止めている」。都議選については「党に大きな期待が寄せられていると感じていたが、風は予想以上に強く吹いている」と話す。

 同じく地元入りしていた自民現職の二田孝治氏(71)=比例東北ブロック=は「態勢が整わないうちに軽々に解散を決め、党内にも異論があるはず」と麻生首相の判断に異を唱えた。「自ら身を引き、総裁選で地位を問いかけるべきだったが、トップの決断は重く受け止める。準備はできている」

 共産新顔の鈴木知氏(32)は「やっと、という気持ち。これ以上延ばせないという判断だろう。都議選の結果を見ても、今の政治を変えたいという思いが強い」とみる。

 無所属新顔の藤井陽光氏(61)は「自民党内の協議に時間がかかると思っていたので、このタイミングで決まり多少驚いた」と話した。

 1区からはほかに、幸福実現党の鶴田裕貴博氏(50)が立候補を表明している。

◆2区

 自民新顔の金田勝年氏(59)は「やっと決まったかという感じだ。これまでの主張を粛々と重ねていきたい」。都議選の結果については「自民党は謙虚に反省すべきだと思う」と述べた。能代市の後援会事務所のスタッフは「日程が決まり、これから盛り上がってくるだろう。こちらはすでに動き出している」。各地区ごとの決起集会を先週から始めたという。

 社民前職の山本喜代宏氏(53)の陣営は「都議選では予想通り自民党が惨敗した。流れは変わらない。我々は勝利に向かって全力でがんばるだけだ」と意気込む。大館市内で4日、事務所開きをしたばかり。陣営は「一緒に戦ってきた仲間の社民、連合、民主が結集。総選挙に向かって闘う万全の態勢が整った」と話す。

 「行き詰まり解散」と見るのは無所属新顔の佐々木重人氏(39)。「(21日解散は)歓迎です。十分な時間もある。『風』もいい」と話す。

 2区からはほかに、幸福実現党の藤原純一氏(58)が立候補を表明している。

◆3区

 自民現職の御法川信英氏(45)は13日午前、上京。大仙市にある同氏の事務所には午後2時すぎ、東京事務所から「8月30日で決まりそうだ」と連絡があったという。都議選では自民党に強い逆風が吹いたが、陣営では「公認候補として戦うだけです」と気を引き締めていた。

 民主新顔の京野公子氏(59)は「ニュースを聞いて感慨無量。(選挙まで)長かったなあ」と、前回からの4年間を振り返った。この日は、都議選での民主党の躍進を喜ぶ多くの電話が事務所に寄せられた。それでも「油断はできない」と街頭活動やミニ集会を続けていく方針という。

 無所属新顔の村岡敏英氏(48)の由利本荘市の事務所では「照準が定まった。いよいよ本番だな」と緊張感が走った。都議選の結果については「冷静に受け止めている。無所属で戦う以上、既成政党との違いを打ち出すことに力を注ぐ」とさっそく街頭活動などの日程調整に入った。

 3区からはほかに、幸福実現党の西本篤氏(39)が立候補を表明している。

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