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衆院選、一気に加速 21日にも解散、来月30日投開票 各陣営が臨戦態勢に

2009年7月14日

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 21日にも衆議院を解散、衆院選は8月30日に実施することが固まり、県内でも一気に選挙モードに突入した。

 「(衆院選では)厳しい審判を受けると思う。受けるべきだと思う。混乱の中で世代交代を果たす時期。政治をあきらめないでください」

 自民党の田村憲久衆院議員(三重4区)は13日朝、松阪市内の交差点で1時間にわたって街頭演説を続け、最後にこう訴えた。

 演説を終えた田村氏は「国政が都議選に影響するほど、麻生内閣は信頼を失ってしまった」と話し、「壊滅ですよ」とうなだれた。「民意を受け止め、根本から変えないと国民の信を得られない」と危機感をあらわにした。

 川崎二郎衆院議員(三重1区)は朝、津市内の企業訪問に向かう車内で「(都議選は)世論調査と同じ結果になってしまった。これからが大変なことになる」とつぶやいたという。事務所では、秘書ら4人が「公示されたら配れなくなってしまう」と、川崎氏の政策を書いたチラシを折る作業に追われた。

 同党県連は21日にも解散するとの首相の意向を受け、20日に津市で予定していた中山恭子・首相補佐官の講演イベントを急きょ延期した。県連の山本勝幹事長は「麻生さんを旗印に戦ってきた。その麻生さんが決めたのだから、粛々とやるしかない」

 一方、民主党は意気が上がる。

 「いよいよ決まった。精いっぱい頑張るのみです」

 三重5区から立候補予定の藤田大助氏は解散日程が固まったことを喜んだ。

 立候補予定者に内定したのは昨年7月。解散が何度も取りざたされながら早一年。「地域の声を聞くいい機会となり、ありがたかった」

 中川正春衆院議員(三重2区)は衆院選の日程が固まったとの情報に、開口一番「正式に決まったのですか」と驚いた。「自民党は混乱していて、まとまっていない。解散時期も含め、まだ紆余曲折(うよきょくせつ)があるのではないか」と慎重な見方を示した。

 都議選で23人全員当選を果たした公明党県本部の中川康洋代表は「衆院選は8月下旬に想定して動いてきた。特段の驚きはない」と話し、比例区東海ブロックで現状の3議席をめざす。

 共産党で三重2区から立候補予定の中野武史氏は「ずっと衆院選を待っていた。二大政党の中で共産党の存在意義を示したい」と話した。社民党県連の平田雄之助代表は「8月30日の投開票では遅きに失したという感じだ」と批判した。

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