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自民「野党の党略だ」民主「首相擁護」批判 内閣不信任案、対立強める

2009年7月15日

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 野党が衆院に提出した麻生内閣の不信任決議案が14日、与党の反対多数で否決された。県関係の衆院議員のうち、自民党の3人はそろって反対。早期解散を求め、賛成に回った民主党の2人と対決姿勢を強めている。(床並浩一)

 自民は赤池誠章氏(比例南関東ブロック)と堀内光雄氏(山梨2区)に加え、動向が注目された小野次郎氏(比例南関東ブロック)も反対に回った。赤池氏は、野党の審議拒否で与党が重要法案に位置づけている貨物検査特別措置法案が廃案になると指摘したうえで、「不信任案は野党の党利党略だ」と批判した。

 一方、民主の小沢鋭仁氏(山梨1区)は自民党内で「麻生降ろし」の動きがくすぶっていることを念頭に、「『首相を代えたい』という人たちが、首相を擁護する行動を取った。筋が通らない」と指摘した。

 13日に自民党に離党届を提出した長崎幸太郎氏(比例南関東ブロック)は、採決を棄権した。

◇激戦予想の2区、各氏動き活発化

 前回に続く自民分裂選挙が予想される山梨2区。長崎幸太郎衆院議員は自民党への離党届提出から一夜明けた14日、地元の支持者に経緯を説明して回った。富士吉田市内で13日夕に開いた緊急会合では、支持者から集団離党を呼びかける声も上がった。

 政権選択が最大の焦点となる次期衆院選で、無所属で立候補する長崎氏は両党の争いに埋没する可能性がある。陣営幹部は「反自民の票を、いかに民主党から奪えるかが今後の課題」という。

 自民の堀内光雄衆院議員は14日夜、都留市内で国政報告会を開き、所属派閥の領袖(りょうしゅう)で、この日、党選挙対策委員長辞任の意向を示した古賀誠氏を招いた。古賀氏は党の公認候補者に堀内氏を内定した理由について「地域の方のためにも、堀内先生に公認を決定するのが私の責務だった」と話した。

 民主新顔の坂口岳洋氏は、東京都議選の大勝など党への追い風が吹く中、陣営は引き締めに躍起になっている。現職の長崎、堀内両氏に比べて、知名度が課題だからだ。陣営は14日、年末から閉めていた富士吉田市内の事務所を18日に再開させることを確認。坂口氏も、同市や富士河口湖町などで街頭演説をして無党派層を中心に、支持拡大を目指している。(人見正秋、岡戸佑樹)

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