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〈選択 広島〉衆院解散、論争やっと「本番」 予定者が早速、街頭で訴え

2009年7月22日

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 いざ総選挙へ――。衆議院が解散した21日、国会に議席を持つ各党の県内からの立候補予定者たちは、街頭演説をしたり、東京から空路広島にもどったりと、あわただしい動きを見せた。40日後の投開票へ向け、真夏の選挙戦は事実上、スタートを切った。

 広島空港には、夕方、東京からの到着便で続々と自民、民主の前職や公認証書を受け取った新顔が降り立った。

 2区前職の平口洋氏(自民)は「厳しいなんてものじゃない。逆風だが、財源の裏付けや安全保障など民主党とは違う政策を丁寧に説明したい」と述べた。「麻生降ろし」などをめぐる党内の混乱について「今日のような懇談会をもっと早く開いてほしかったと率直に思う」。

 2区前職の松本大輔氏(民主)は「必ず政権交代を実現するぞ、という気持ち。政権が変われば税金の使い方が変わる。暮らしの不安を解消し、一日も早く景気と雇用の回復を目指す。官僚主導の国民不在の政治に終止符を打とうと訴えたい」と話した。

 3区から立つ前職の増原義剛氏(自民)は「政権交代イエスかノーか、といわれているが、それでは日本が危うい。経済政策、福祉、国の安心安全、外交などぶれが少ない政策を訴えたい」とした。4区前職の中川秀直氏(自民)は「私は国民の審判は本来、昨年秋ぐらいに受けておくべきだという早期解散論者。ようやく、その日がきた。初心に帰って、謙虚に、ぶれずに、逃げずに40日間がんばりたい」。

 1区から立候補する新顔の藤本聡志氏(共産)は、解散直前、広島市中区の繁華街で街頭演説し「多くの国民に痛みを押しつけてきた自民、公明の政治にもうがまんがならないと、国民の怒りが満ち満ちている。今度の衆院選で、この政治を切り替えさせてください」と訴えた。

 1区の新顔上村好輝氏(社民)も解散直後、繁華街でマイクを握った。政権交代をして政治の流れを変えようと訴え、「民主党だけでは、本当の意味で流れを変えることはできない。社民党が存在感を示さないと政治は再建できない」と強調した。

 3区新顔の橋本博明氏(民主)は、広島市内の事務所で「日本の将来がかかった選挙。40日間駆け抜けるだけ」と語った。都議選など地方選挙での連勝を受けた闘いになる点について、「これ以上なく環境は整っている。あとは自分がどれだけやれるか。気を緩めることなく頑張っていきたい」と力を込めた。

●主な政党談話

 自民党県連・奥原信也幹事長 結党以来半世紀にわたり、国民とともに日本の繁栄を築き政権を担当してきた。経済・防衛・外交など日本の将来に責任を持てる政党は、自民党しかないと確信している。一丸となって公認候補者全員の当選を目指す。

 民主党県連・宮政利幹事長 「国民の生活が第一」の信念で政策を訴えてきた。政策を実現するため国民の審判にもとづく「政権交代」を成し遂げる。生活者からの切実な声と、期待の高まりを実感している。マニフェストを掲げ全力で戦いに挑む。

 公明党県本部・田辺直史代表代行 与野党で安全保障や社会保障、経済問題などについて政策論議を行うことが大事だ。これまで培ってきた政策実現力や政権担当力を土台に国民が希望を持てる未来像を提示して戦う。中国比例ブロック2議席を守る。

 共産党県委員会・村上昭二委員長 自公政権は格差を広げ、「日米軍事同盟絶対」の政治を進めた。こうした政権は、国民にとって百害あって一利なし。国民の生活と権利を守る経済社会を築き、世界平和に貢献する自主・自立の平和外交に転換する。

 社民党県連合・金子哲夫代表 国民生活を破壊した自公政権に終止符を打ち、真に国民のための政権を実現させる極めて重要な選挙。「構造改革」によって痛みだけ押し付けられた人たちの声を受け止め、働く者の党、福祉の党、平和の党として全力で戦う。

 国民新党県支部・亀井静香支部長 このたびの選挙が政権交代をする最後のチャンスと考えている。自公によってガタガタになった日本をたて直す。

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