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〈09総選挙〉4選挙区・15人が準備 衆院解散、40日決戦へ

2009年7月22日

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 衆院が21日解散され、総選挙の日程が正式に8月18日公示、30日投開票と決まった。県内の4小選挙区には自民、民主、共産、諸派の計15人が立候補の準備を進めている。郵政民営化の是非が問われた05年の前回選挙は自民が2〜4区で勝利し、民主は1区の1議席にとどまった。「政権交代」が争点となる今回、与野党の県内勢力図に大きな変化が生まれるのか。投開票まであと40日。

◎1区 

 1区は自民元職の森岡正宏氏(66)、民主前職の馬淵澄夫氏(48)、共産新顔の井上良子氏(45)、幸福実現新顔の栗岡真由美氏(49)の4人が立つ。

 森岡氏は午前中、スタッフ会議を開き、臨戦態勢を整えるため事務所の常駐人数を増やすことを決めた。午後は後援会の会合にも出席。「自民党を作り替え生まれ変わった姿にする」と意気込んだ。

 馬淵氏は都内で会議やあいさつ回りに追われた。奈良に戻るのは22日。党県連代表として「政権選択、すなわち生活選択の選挙。真に国民のための政治を実現するため全力で挑む」と談話を出した。

 井上氏は選挙カーで奈良市内を回り、午後4時から近鉄奈良駅前などで街頭演説。「国民の暮らしを苦しめてきた自公政権をきっぱり終わらせるために、共産党を大きく伸ばすことが必要」と訴えた。

◎2区 

 2区は郵政選挙で「刺客」として圧勝した自民前職の高市早苗氏(48)、「造反組」の民主前職の滝実氏(70)、共産新顔の西ふみ子氏(73)、幸福実現新顔の田中孝子氏(54)の4人の争いとなる。

 高市氏は政見放送の収録などのため、終日都内で過ごした。秘書の一人は「特別なことはなく、淡々と過ごしている」。22日以降地元に戻り、支援者回りを本格化させる。

 滝氏は本会議後、民主党に入党し、党本部で公認証書を受け取った。この日夜に地元に帰り、22日は朝からJR法隆寺駅前で街頭演説、その後支援者回りをする予定だ。

 西氏は午後から天理や生駒など4カ所で街頭演説をした。「自公政権の退場、政権交代は当たり前。人々の暮らしをどう守るのかが問われる選挙になる」と訴えた。

◎3区 

 3区は自民前職の奥野信亮氏(65)、民主新顔の吉川政重氏(45)、共産新顔の豆田至功氏(56)、幸福実現新顔の尾崎貴教氏(27)の4人が準備している。

 奥野氏は19日に御所市で約300人の決起大会をこなし、20日夜に上京。21日は所属する町村派の打ち上げに出席、公認証書交付を受けた。夜に再び奈良へ戻り、22日の選挙スタッフ会議に臨む。

 吉川氏は4年間、平日朝に駅前で続けてきた演説を21日は中止し、党の公認証書を受けるため上京した。22日午前7時、近鉄関屋駅での演説で事実上の第一声。その後は終日、支援者回りを続ける。

 豆田氏は党の比例票の掘り起こしをにらみ、午後2時から4区の近鉄桜井駅前で「共産党の躍進で暮らしを大切にする政治の実現を」と訴えた。この日3、4区の計7カ所で街頭演説をこなした。

◎4区 

 4区は自民前職の田野瀬良太郎氏(65)、民主新顔の大西孝典氏(53)、幸福実現新顔の赤松明宏氏(52)の3人の争いとなる。

 田野瀬氏の橿原市の事務所は、支持者からの激励の電話対応などに追われた。秘書の一人は「解散はわかっていたこと。すべてはこれから」と話す。田野瀬氏は「『組織の自民』と『風の民主』との戦い。真摯(しんし)に誠実に自民党の政策を訴え、無党派層にくい込みたい」とコメントした。

 大西氏は午前7時から桜井市の近鉄大和朝倉駅前で駅立ちしたあと、党本部で公認証書を受けるため上京した。「昨年9月に活動を初めて以来、この日を待っていた。政権を決定する歴史的な選挙に活動出来るのは光栄で、必ず勝利し、政権交代を実現する」とコメントした。

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