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〈選択 広島〉8.30総選挙、主な政党に聞く 社民党・国民新党

2009年8月6日

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◆社民党 平和への思い、国政に 金子哲夫・社民党県連合代表

 ――どんな政策を中心に訴えますか

 ひとつは雇用問題。緊急にやらねばならないことと、法制度を改正しなければならないことの二つがある。有効求人倍率を見てもすぐに雇用を創出するのは難しい状況なので、特別法を作ってでも雇用保険の期間を延長して一定期間の生活を保障する。意欲があれば働き続けることができる雇用の保障が重要。「多様な働き方が求められているので労働者派遣が必要」と政府与党は主張するが、正規雇用がないためやむを得ず派遣労働をしている人が多い。正規雇用が原則というところに戻らなければならない。

 ――平和と安全保障の問題にも力を入れていますね

 21世紀を平和の世紀にするために広島の思いを国政に届けられる政治をつくっていかねばならない。インド洋での給油活動や海賊対策など、自衛隊が長期にわたって海外に派兵されるのが当たり前の状況になろうとしている。戦争の最も悲惨な部分の一つである広島の経験と、海外派兵される自衛隊の出発基地になっている呉を持つ広島の責任は重い。この流れを止めなければ日本は過ちを繰り返すことになりかねない。

 ――小選挙区では1区のみの擁立です。県全体ではどのような選挙戦を展開しますか

 爆心地がある1区の重みを考えて候補を擁立した。昼間人口が多いので、社民党の姿を多くの人に見ていただけて比例選挙を戦ううえで有利だ。他の選挙区は党の自治体議員が核になった選挙戦を展開する。

 ――自民、民主の対決が注目されるなか、どのような手だてを考えていますか

 もう自民党政権には代わってほしいという有権者の受け皿に野党第1党の民主党がなる大きな流れがある。しかし、例えばインド洋での自衛隊の給油活動をめぐっては、社民党が厳しく反論したから、民主党も根拠法の期限が切れる来年1月以降の延長はしないとした。こうした点を残された期間で有権者に訴え理解してもらう。

 (聞き手・石田貴子)

◆国民新党 郵政民営化、争点再び 亀井静香・国民新党代表代行

 ――郵政選挙から4年。今回の総選挙をどうとらえますか

 前回は小泉改革と称して、郵政民営化が大きな争点になった。今度は逆に郵政民営化を否定する選挙になる。4年たったが、争点は同じだ。小泉政治の是正、その象徴が郵政見直し。弱肉強食の市場原理至上主義と決別する選挙と考えている。郵政民営化見直しは、国民新党の一丁目一番地で、大きな柱。改革の名の下に、見る影もない状況に陥っている郵政事業を抜本的に見直す。からからに干上がっている地方には、思い切ってお金をつぎ込んで再生させる。中小企業の経営資金の返済は3年間猶予するなど、どうしたら国民が元気になるかという政策を第一に考えてやる。

 ――自民と民主の2大政党の間に埋没する恐れは

 自民党が悪いと思う有権者は、今回は民主党へいく。民主には風が吹いているが、それが国民新党への風にはならないのがつらい。だが、自民への批判票は前回よりずっと多い。そういう中で、国民新党を支持してくれる人も出てくると思う。

 ――6区は前回、堀江貴文氏との戦いで有数の注目区でした。今回は

 ホリエモン君は東京から襲ってきたので、強い敵ではあるが、気持ちの上ではある意味楽なところもあった。今度は(元)地元県議の小島敏文さん。身内といってもいい候補と戦うので気分的に非常に嫌ですね。

 ――比例区はどうですか

 国民新党の国会議員は衆議院解散時10人いて、4人が中国地方の選出。そういう意味でも、国民新党への親近感は高い。郵政出身の山田隆氏を比例区に立てるが、私を始めとして、各候補が票の積み上げをそれぞれ頑張りたい。

 ――政権交代の可能性と、実現した場合の国民新党の役割は

 政権交代は間違いない。ただ、政権をとった後、どういう政策をやるかが大事。民主党の政策がそのまま新政権のやり方になるわけではない。今後、社民党とも協力し、国民新党がきちんとした政策を実行させる。

 (聞き手・長尾大生)

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