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〈どっちさいぐ 09政権選択〉民主・衆院2区、幹部ら14人が辞意

2009年8月7日

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 民主党県連の2区常任幹事会が6日、能代市内であり、出席した常任幹事ら14人全員が、衆院選秋田2区に立候補表明した前小坂町長の川口博氏(62)を応援したい、として辞任・離党の意思を示した。会合後に会見した県連2区総支部長を兼務する寺田学代表が明らかにした。

 民主、社民、連合の「3者共闘」態勢のもと、2区は社民元職の立候補予定者を民主が推薦している。知事選から続く不協和音が、川口氏の立候補表明を機に一気に表面化。幹部が大量離反し、「3者共闘」は事実上空洞化するという事態に発展した。

 寺田代表によると、2区の常任幹事会メンバーは23人だが、活動の中心である14人が出席。うち党籍のある7人を含む13人が常任幹事などの役職を辞任、離党すると席上で表明、その場で承認された。1人は同様の意思だったが、「支部に相談した上で」と保留した。この中には、県連の政調会長も含まれている。

 寺田代表は「1人ずつ意思を確認し、口頭をもって(辞任、離党が)成立した。慰留に努めるようなレベルではなかった。辞める幹部の数が数だけに残念だ」と話した。

 主な理由は「川口氏を応援して政権交代を実現させたいが、党にとどまって活動すれば迷惑をかけるため、けじめをつけたい」。

 このほか、「社民元職候補では勝てない。川口氏に一本化を」「推薦ではなく、自分たちの候補を立てて戦いたい」などの声もあったという。

 寺田代表は「知事選はひとつの境だった。1、3区ではできるだけこの影響を最小限に抑えたい」と話した。

◇「悪影響出ぬよう」 社民・石田幹事長

 社民党県連合の石田寛幹事長は「大変な事態になった。だが戦いはもう始まっている。1、3区には悪影響が出ないようにしたい」と話し、1、3区での選挙協力は継続する考えを示した。

 今回の事態の背景として、2区で民主がいったん独自候補擁立を目指したものの、社民との選挙協力を理由に断念した経緯を指摘。「本部の決定に対する不満が知事選で増幅したのだろう」という見方を示した。

◇「一丸になる時に」 連合秋田・工藤会長

 連合秋田の工藤雅志会長は「2区は共闘が崩れる。2区で民主の支援がなくなったら、1、3区で民主を応援している社民党員はどう思うか。政権交代に向けて、組織で一丸となってやらなければいけないときなのに」と話した。

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