現在位置:
  1. 2009総選挙
  2. 地方ニュース
  3. 岡山
  4. 記事

〈09総選挙〉公示、5選挙区に19人立つ 1区・2区の主な候補者の訴え

2009年8月19日

印刷印刷用画面を開く

地図拡大  

 政権の行方が最大の焦点となる総選挙が18日公示された。いずれも事前に立候補を表明していた19人が、県内5小選挙区への立候補を届け出た。候補者や支援者たちは、真夏の強い日差しの下で気勢をあげ、12日間の選挙戦をスタートした。投票は30日にあり、即日開票される。

◆小選挙区

 (届け出順。氏名は原則として日常使用名。年齢は投票日現在の満年齢。カッコ内数字は当選回数。[比]は比例区重複候補者。〈 〉内の政党は推薦・支持。略歴の〈元〉以下は過去の経歴。▽は出身校、住所の順)

◇1区 候補者数4

安原園枝(やすはら・そのえ)47 諸新

幸福実現党県代表〈元〉ゴム製品製造会社員▽享栄タイピスト専門学校▽岡山市北区西古松1丁目

高井崇志(たかい・たかし)39 民新[比]〈国〉

IT会社取締役・党県副代表〈元〉参院議員秘書・総務省職員・県情報政策課長・新潟県長岡郵便局副局長▽東大経済学部▽岡山市北区新屋敷町3丁目

逢沢一郎(あいさわ・いちろう)55 自前(7)[比]〈公〉

松下政経塾理事〈元〉衆院予算委員長・衆院議院運営委員長・党幹事長代理・外務副大臣・衆院外務委員長▽慶大工学部▽岡山市北区鹿田町1丁目

東毅(あずま・つよし)33 共新[比]

党県委員・党県国政対策委員長〈元〉党倉敷地区常任委員・党県青年学生部長・党准県委員・民青県副委員長▽岡山大農学部▽倉敷市大内

◇2区 候補者数5

熊代昭彦(くましろ・あきひこ)69 無元(4)

日本障害者スポーツ協会理事〈元〉自民党県会長・内閣府副大臣・首相補佐官・総務庁政務次官・厚生省援護局長▽東大法学部▽岡山市中区円山

津村啓介(つむら・けいすけ)37 民前(2)[比]

党県代表〈元〉党役員室次長・党県副代表・日本銀行員▽東大法学部▽岡山市中区円山

萩原誠司(はぎわら・せいじ)53 自前(1)[比]〈公〉

更生保護法人理事長〈元〉岡山市長・通産省情報政策企画室長・大臣官房政策企画官・APEC室長・人事企画官▽東大教養学部▽岡山市中区藤原西町1丁目

赤松和隆(あかまつ・かずたか)42 国新[比]

〈元〉農水相秘書官・衆院議員秘書▽法大経営学部中退▽岡山市中区徳吉町1丁目

戸板道広(といた・みちひろ)49 諸新

幸福の科学職員・幸福実現党県副代表〈元〉ブラザー販売社員▽広島会計学院専門学校▽倉敷市西中新田

◇3区 候補者数4

西村啓聡(にしむら・けいと)33 民新[比]

弁護士・党県副代表・日弁連情報問題対策委員会委員・日弁連立法対策センター委員▽東大法学部▽津山市小田中

池田恭一郎(いけだ・きょういちろう)39 諸新

幸福の科学職員・幸福実現党県副代表▽名大理学部▽千葉県柏市西町

阿部俊子(あべ・としこ)50 自前(1)[比]〈公〉

〈元〉日本看護協会副会長・東京医科歯科大院助教授・群馬大講師・三鷹中央病院看護助手▽米イリノイ州立大院▽津山市伏見町

平沼赳夫(ひらぬま・たけお)70 無前(9)

拉致議連会長〈元〉経済産業相・自民党財務委員長・衆院議院運営委員長・運輸相・大蔵政務次官・衆院議員秘書・日東紡績社員▽慶大法学部▽津山市北園町

◇4区 候補者数3

橋本岳(はしもと・がく)35 自前(1)[比]〈公〉

静岡大客員教授・県水泳連盟会長・党青年局次長・党マルチメディア局次長〈元〉三菱総合研究所研究員▽慶大院政策メディア研究科▽倉敷市西中新田

小岩井実由香(こいわい・みゆか)46 諸新

幸福実現党県副代表〈元〉幸福の科学職員▽京都短大家政科▽倉敷市新倉敷駅前1丁目

柚木道義(ゆのき・みちよし)37 民前(1)[比]〈国〉

党県幹事長〈元〉党県副代表・書籍販売会社員▽岡山大文学部▽倉敷市西中新田

◇5区 候補者数3

加藤勝信(かとう・かつのぶ)53 自前(2)[比]〈公〉

川崎医療福祉大客員教授〈元〉内閣府政務官・衆院議員秘書・大蔵省大臣官房企画官・農水相秘書官▽東大経済学部▽笠岡市中央町

佐藤雅章(さとう・まさあき)58 諸新

幸福実現党県副代表・土木製品会社員〈元〉幸福の科学職員▽笠岡工高▽井原市井原町

花咲宏基(はなさき・ひろき)43 民新[比]〈国〉

党県副代表〈元〉衆院議員秘書・IT会社役員・菓子製造販売会社員・リクルート社員▽慶大法学部▽笠岡市美の浜

■小選挙区の党派別候補者数

 (区数5)計 前 元  新 重複

自民    5 5 0  0  5

民主    5 2 0  3  5

公明    0 0 0  0  0

共産    1 0 0  1  1

社民    0 0 0  0  0

国民    1 0 0  1  1

みんな   0 0 0  0  0

改革    0 0 0  0  0

大地    0 0 0  0  0

日本    0 0 0  0  0

諸派    5 0 0  5  0

無所属   2 1 1  0  0

−−−−−−−−−−−−−−−−−

合計   19 8 1 10 12

     (諸派は幸福実現党)

◆1区 主な候補者の訴え

◇高井崇志氏 今こそ市民が主役

 県庁前の出陣式では「歴史を変える時が来た」と第一声。「この12日間で日本は変わる。政権交代が可能な二大政党制ができ、官僚中心の中央集権の国から、国民が主役の地域主権の国に生まれかわる。市民が主役、生活者が主役の政治を今こそ取りもどそう」と訴えた。

 岡山市内の街頭演説では、総務省に十数年勤務した経験をあげて「あまりにひどい税金の無駄遣いを見てきた。無駄遣いをなくして、財源を確保する。それをもとに、子ども手当の支給や公平で安心な年金制度をつくる。岡山1区での勝利が政権交代につながる」と強調した。

◇逢沢一郎氏 自民、生まれ変わる

 岡山市北区奥田1丁目の選挙事務所での出陣式には、自民や公明の県議らが出席。大勢の支持者を前に「今回の選挙は日本を守り未来をつくる責任力が問われる」と第一声。23年間の実績をアピールし、「地方や中小企業に視点をあてた政策を進める。医療、年金、介護の信頼感、安定感のため政治が責任を果たす」と主張した。

 政権交代を掲げている民主党の政策には「子ども手当などに疑問や不安の声がある」と主張。自民党への逆風については「税の無駄遣いでは反省点もあり、生まれ変わる自民をアピールしたい。私は天下りを根絶する」と訴えた。

◇東毅氏 庶民いじめ、許さぬ

 JR岡山駅前で第一声をあげたあと、正午過ぎに市役所前で街頭演説に臨んだ。

 まず、「庶民いじめの政治と対決してきた共産党を大きくすることが、政権への厳しい審判になる」と主張。「派遣労働を原則禁止に戻し、子どもと75歳以上の医療費窓口負担を無料にしたい。軍事費や大型公共事業にメスを入れ、大企業への行き過ぎ減税をやめる」と訴えた。

 また、民主党の政策について「大企業優先などのゆがみ是正の方向が見えない。年金再建のため消費税を必要としている」と批判し、「国民の声が届く政治づくりをしたい」と強調した。

◆2区 主な候補者の訴え

◇熊代昭彦氏 社会保障の充実を

 岡山市中区下の選挙事務所前での出陣式で、「正義」と大書きしたのぼりを背に「私は今、元気、パワーにあふれている。お天道様は正直にまじめにやりぬく人間を見ていてくれる。必ず悪き者は捕らえられ、正しい者は勝つ。若さだけではやれない。日本を本当に変えられる力のある人を選んでほしい」と強調。

 さらに、「社会保障を思い切って充実していこうではないか。社会保障の専門家として、それを生涯をかけてやってきた。充実すれば庶民が安心してお金を使えるようになり、経済が回るようになる。ぜひ実現させてほしい」と訴えた。

◇津村啓介氏 新しい歴史を開こう

 県南の過疎地域に光を当てたいとの思いから、瀬戸内市の牛窓港出島公園を第一声の場に選んだ。「ムダづかいゼロ」「子育て 教育」などののぼりを掲げた自転車の列を連ね、舌戦をスタートした。

 まず、「額に汗して働く人のために政権交代を果たしたい」と政権選択を訴え。「予算を組み替え財源を確保する。高齢者や働く世代の社会保障を充実させて活力を与えたい。お金やモノ、人の流れを変える景気、雇用対策を進める。国民の力で新しい歴史の一ページを開こう」と呼びかけた。武久顕也・瀬戸内市長も陣営スタッフと同じ青いTシャツ姿で激励した。

◇萩原誠司氏 戦後一貫、平和守る

 岡山市東区西大寺上3丁目の選挙事務所前での出陣式。黒田晋・玉野市長らの応援演説に続いてマイクを握った。

 「この4年間、与党自民党はベコベコ、ボコボコに殴られ、お灸(きゅう)をすえられてきた。しかし、自民党の価値を考えてみると、戦後一貫して日本の平和を守る努力を継続したのは我々だけ。また、戦後一貫して日本の教育が勝手主義に陥らないように努力し、教育基本法を改正することもできた」と力説。「守るべきものを守るために最後まで戦う。心と魂をお互い伝えていく」と訴えた後、支援者と一緒に、民謡をアレンジした自身の応援歌を歌った。

◇赤松和隆氏 土台から政治変革

 岡山市中区沖元の沖田神社で開かれた出陣式には、熱心な支持者らが次々と集まった。

 「日本の政治は根元が、土台が腐っている」と批判し、「私はこれを何とかしたい」と第一声。「明るく豊かで、希望が持てる社会に戻したい。そのためには、今の政治の土台のすべてを変えなければいけない」と訴えた。

 また、今回の総選挙について、「政権交代が問われる選挙と言われているが、細川政権で一回やったが何も変わらなかった」と主張。「看板だけを変えるだけの選挙でいいのか。根っこから変えるべきだ」と強調した。

検索フォーム