現在位置:
  1. 2009総選挙
  2. 地方ニュース
  3. 広島
  4. 記事

〈選択 広島〉「核の傘」賛否割れる 衆院選候補者アンケート

2009年8月20日

印刷印刷用画面を開く

 朝日新聞広島総局は、県内小選挙区の候補者25人に核問題や原発、消費税などについてのアンケートを実施し、うち24人から回答を得た。各候補の人柄や、政治家を志した理由や選挙にかける思いなどと合わせて紹介する。(福家司、加戸靖史)

 被爆地・広島の候補者たちに、米国による「核の傘」や原子力の平和利用について考えを聞いた。

 核の傘に関しては「現状のままでいい」が最多の9人(自民4人、幸福実現=諸派3人、民主2人)。このうち日高順子氏は「日本は核武装の検討も含め、自主防衛力を強化するべきだ」と付言した。

 次いで「核の傘から脱却。周辺国と対話外交に努め、通常兵器の軍縮も進める」の8人(民主3人、自民・共産各2人、社民1人)。「米国に核の傘の強化を求める」は5人(幸福4人、自民1人)。無所属1人は「核の傘から脱却。通常兵器による抑止力を維持または強化」だった。

 原発に関しては、自民、民主両党内でも意見が大きく分かれた。「積極的に建設する」と「中長期的に削減する」が9人で並び、「積極建設」は幸福4人、民主3人、自民2人で、「中長期的に削減」は幸福3人、自民・共産各2人、民主・無所属各1人だった。「新設は極力慎重に進める」は5人(自民3人、民主2人)で、社民1人は「直ちに全廃する」とした。

 消費税については、「引き上げの時期や税率の幅について論議は必要」としたのが自民4人、民主2人。「今後5年以内に税率をアップするべきだ」としたのは自民の2人で、うち寺田稔氏だけは5年後に7%と具体的な数値を示した。幸福の7人は全員が党の主張通り「直ちに廃止すべきだ」、共産の2人は「税率は引き下げるべきだ」と答えた。「現状のままがよい」は7人だった。

 郵政改革の評価については「評価する」はゼロ。自民の3人、幸福の5人が「おおむね評価できる」とした。「どちらともいえない」としたのは自民の4人と幸福の2人で、「民営化は大事だが、見直しが必要」(増原義剛氏)などの意見もあった。民主、共産、社民、無所属は全員の計10人が「まったく評価できない」または「おおむね評価できない」と答えた。

 雇用対策についての自由記述では、野党は職業訓練の充実などに関する記述が比較的多く、自民は産業再生や助成金制度の拡充を挙げる人が目立った。

■候補者アンケート(敬称略、届け出順)

 質問〈1〉米国の「核の傘」に関し、あなたの考えに最も近いのはどれですか。

 1 「核の傘」からは脱却。日本は核武装の検討も含め、自主防衛力を強化するべきだ。

 2 北朝鮮など周辺国の脅威を考慮すると、日米間の外交文書に明記するなどして米国に「核の傘」の強化を求めるべきだ。

 3 「核の傘」は現状のままでよい。

 4 「核の傘」からは脱却。通常兵器による抑止力を維持または強化すべきだ。

 5 「核の傘」からは脱却。周辺国とは対話外交に努め、通常兵器の軍縮も進めるべきだ。

 質問〈2〉原子力の平和利用について、あなたの考えに最も近いのはどれですか。

 1 安全に十分配慮した上で、原子力発電所を積極的に建設していくべきだ。

 2 原子力の平和利用は推進するべきだが、原発の新設は極力慎重に進めるべきだ。

 3 原子力発電所の数は当面現状を維持。安全性が高まるまで新設は控えるべきだ。

 4 代替エネルギーの開発を進め、中長期的には原子力発電所を削減していくべきだ。

 5 他のエネルギーに切り替え、原子力発電所は直ちに全廃するべきだ。

 質問〈3〉消費税に関して、あなたの考えに最も近いのはどれですか。

 1 将来の財政破綻(はたん)に備え、今後5年以内に消費税の税率をアップするべきだ。

  →現行5%の税率は( )年後に( )%に上げる

 2 直ちに消費税の税率をアップすべきではないが、引き上げの時期や税率の幅について論議は必要だ。

 3 消費税は当面このままでよい。

 4 消費税の税率は引き下げるべきだ。

   →現行5%の税率は( )年後に( )%に下げる

 5 消費税は直ちに廃止するべきだ。

   →代替の財源はどう確保しますか。簡潔にお書きください。

 質問〈4〉2005年の前回総選挙後、小泉政権下で一連の郵政改革が実施されました。成果をどう評価しますか。

 1 大いに評価できる

 2 おおむね評価できる

 3 どちらともいえない

 4 おおむね評価できない

 5 まったく評価できない

 質問〈5〉昨年秋以降の急激な経済危機で、「派遣切り」された人が大量に生まれるなど雇用が社会問題になっています。あなたが考える雇用の「特効策」を60字以内で簡潔にご記入ください。

<1区>

◆菅川洋(40) 民新

 01年に東京都で税理士事務所を開業。「税理士として数字には自信がある。子どもたちに借金が増え続ける仕組みを残してはいけない」

……………………

 〈1〉「核の傘」から脱却。周辺国と対話外交に努め、通常兵器の軍縮も進めるべきだ。

 〈2〉代替エネルギーの開発を進め、中長期的には原発を削減していくべきだ。

 〈3〉消費税は当面このままでよい。

 〈4〉郵政改革はまったく評価できない。

 〈5〉職業訓練を充実させ、農林漁業、介護など人手の不足している分野へ雇用をシフトする。可処分所得を増やして景気を刺激する。

◆山本浩徳(47) 諸新

 NPO県代表としていじめ問題の相談やシンポ開催などに携わってきた。「いじめ防止法を制定して公教育立て直しの一助としたい」

……………………

 〈1〉北朝鮮など周辺国の脅威を考慮すると、米国に「核の傘」の強化を求めるべきだ。

 〈2〉安全に十分配慮した上で、原発を積極的に建設していくべきだ。

 〈3〉消費税は直ちに廃止するべきだ。

 〈4〉郵政改革はおおむね評価できる。

 〈5〉消費税廃止によって、不況を終わらせる。さらに、政治が日本の未来ビジョンを示し、国民と一体となって好景気を生み出す。

◆上村好輝(49) 社新

 広島市水道局に入局した79年に労働組合入り。反核運動に出合い海外デモにも参加した。「働く者が安心して暮らせる平和な社会にしたい」

……………………

 〈1〉「核の傘」から脱却。周辺国と対話外交に努め、通常兵器の軍縮も進めるべきだ。

 〈2〉他のエネルギーに切り替え、原発は直ちに全廃するべきだ。

 〈3〉消費税は当面このままでよい。

 〈4〉郵政改革はまったく評価できない。

 〈5〉教育・福祉・医療部門への大量採用。財源は自衛隊最新兵器の新規購入、代替えの中止。法人税率の引き上げや所得税の累進性強化。

◆岸田文雄(52) 自前

 町内会や趣味のグループなど10〜20人のミニ集会を大切にしている。「根気よく人の話を聞くのが私の個性であり政治家の原点と思う」

……………………

 〈1〉「核の傘」は現状のままでよい。

 〈2〉安全に十分配慮し、原発を積極的に建設していくべきだ。

 〈3〉直ちに消費税率をアップすべきではないが、引き上げ時期や税率の幅について論議は必要だ。

 〈4〉郵政改革の評価はどちらともいえない。

 〈5〉雇用調整助成金等の拡充による雇用の維持拡大。緊急人材育成、就職支援基金等を活用しての雇用のセーフティネットの構築。

◆藤本聡志(54) 共新

 母が被爆した被爆2世。高校生の頃から平和運動を続けてきた。20歳で共産党入り。「憲法9条を守る外交を国政でも広げていきたい」

……………………

 〈1〉「核の傘」から脱却。周辺国と対話外交に努め、通常兵器の軍縮も進めるべきだ。

 〈2〉代替エネルギーの開発を進め、中長期的には原発を削減していくべきだ。

 〈3〉消費税率は引き下げるべきだ。

 〈4〉郵政改革はまったく評価できない。

 〈5〉違法・不当な解雇をやめさせ、労働者派遣法を抜本改正する。サービス残業の根絶、長時間労働の是正などで新規雇用を創出する。

◆中村文則(57) 無新

 04年、25年以上過ごした米国から帰国。塾通いする日本の小学生を憂え、立候補を決意。「高校までは人づくりの時期。教育体制を変えねば」

……………………

 〈1〉「核の傘」から脱却。通常兵器による抑止力を維持または強化すべきだ。

 〈2〉代替エネルギーの開発を進め、中長期的には原発を削減していくべきだ。

 〈3〉消費税は当面このままでよい

 〈4〉郵政改革はおおむね評価できない。

 〈5〉同一労働同一賃金。最低賃金の引き上げ。失業保険受給期間の延長。消費税を一時的に0%にし、消費を促す。次世代産業育成を図る。

<2区>

◆宮内香織(45) 諸新

 子がいないからこそ、子どもが犠牲になる事件に心を痛めてきた。教育改革を志して立候補を決意。「若者が夢を抱ける社会にしたい」

……………………

 〈1〉北朝鮮など周辺国の脅威を考慮すると、米国に「核の傘」の強化を求めるべきだ。

 〈2〉安全に十分配慮し、原発を積極的に建設していくべきだ。

 〈3〉消費税は直ちに廃止するべきだ

 〈4〉郵政改革はおおむね評価できる

 〈5〉(1)資金繰り徹底支援により、企業を守る。(2)未来に対する有効的投資。(3)減税と明るいビジョンによって、企業の発展を促進する。

◆松本大輔(38) 民前

 住専問題に関する政治の無策に憤り、銀行員を辞めて政治家を志した。「官僚主権国家を打破し、国民の立場に立った政治を」

……………………

 〈1〉「核の傘」は現状のままでよい。

 〈2〉安全に十分配慮し、原発を積極的に建設していくべきだ。

 〈3〉直ちに消費税率をアップすべきではないが、引き上げの時期や税率の幅について論議は必要だ。

 〈4〉郵政改革はまったく評価できない。

 〈5〉介護等社会保障の立て直しと農業者戸別所得補償制度の創設。暮らしの不安解消による消費刺激と深刻な担い手・後継者不足の解消。

◆平口洋(61) 自前

 中央官僚出身だが「霞が関は複雑すぎて無駄が多い」と組織の簡素化を説く。「国会も法を作るばかり。不要な法は廃止していくべきだ」

……………………

 〈1〉「核の傘」から脱却。周辺国と対話外交に努め、通常兵器の軍縮も進めるべきだ。

 〈2〉原子力の平和利用は推進するべきだが、原発の新設は極力慎重に進めるべきだ。

 〈3〉消費税は当面このままでよい。

 〈4〉郵政改革の評価はどちらともいえない。

 〈5〉景気対策・消費拡大による製造業の建て直しが基本。又農林業の分野で行政が主体となり遊休農地林地の活用による失業対策事業推進。

<3区>

◆日高順子(46) 諸新

 息子2人を育てた経験から、「主婦目線で政策を訴えられるのが強み」。結党を機に自ら出馬を希望した。座右の銘は「思いは実現する」。

……………………

 〈1〉「核の傘」は現状のままでよい。

 〈2〉代替エネルギーの開発を進め、中長期的に原発を削減していくべきだ。

 〈3〉消費税は直ちに廃止するべきだ。

 〈4〉郵政改革の評価はどちらともいえない。

 〈5〉雇用の「特効策」は消費税全廃など、減税による消費景気拡大と大胆な金融緩和で景気を回復させる事です。健全な経済成長が鍵です。

◆増原義剛(64) 自前

 旧大蔵省出身で、消費者庁創設に携わった。「厳しい戦いになる」と、投開票日までは禁酒を決意。「人間味のある国会議員」と支持者。

……………………

 〈1〉「核の傘」は現状のままでよい。

 〈2〉原子力の平和利用は推進すべきだが、原発の新設は極力慎重に進めるべきだ。

 〈3〉直ちに消費税率をアップすべきではないが、引き上げ時期や税率の幅について論議は必要だ。

 〈4〉郵政改革の評価はどちらともいえない。

 〈5〉派遣制度の見直しは必要だが、経済再建が最も大事。同時に、医療、介護や農林水産業の分野で雇用拡大政策を取るべき。

◆橋本博明(39) 民新

 旧科技庁に勤めていた際「公務員は必ずしも国民のために仕事をしない」と実感。「変えれば変わる」を合言葉に、情熱と行動力で臨む。

……………………

 〈1〉「核の傘」から脱却。周辺国と対話外交に努め、通常兵器の軍縮も進めるべきだ。

 〈2〉安全に十分配慮し、原発を積極的に建設していくべきだ。

 〈3〉消費税は当面このままでよい。

 〈4〉郵政改革はおおむね評価できない。

 〈5〉失業中の生活保障を行い、社会構造の変化に対応できる職業訓練を積極的に取り組み、雇用に対するミスマッチをなくすこと。

<4区>

◆空本誠喜(45) 民新

 東大大学院で原子力工学を専攻。「日本はものづくり国家。中国、アジア各国と競い合う中、技術系であることを政治に生かしたい」

……………………

 〈1〉「核の傘」から脱却。周辺国と対話外交に努め、通常兵器の軍縮も進めるべきだ。

 〈2〉原子力の平和利用は推進するべきだが、原発の新設は極力慎重に進めるべきだ。

 〈3〉消費税は当面このままでよい。

 〈4〉郵政改革はまったく評価できない。

 〈5〉内需拡大による景気対策。エネルギー開発や環境密着の生活インフラ整備事業で地域産業を活性化させるプラス循環を創り出します。

◆中川秀直(65) 自前

 「幕末に七つの海を雄飛する日本を構想した坂本龍馬は、私にとって先生」という一方、「いまは脱藩せず、自民党を変えるのが早道」。

……………………

 〈1〉「核の傘」は現状のままでよい。

 〈2〉代替エネルギーの開発を進め、中長期的には原発を削減していくべきだ。

 〈3〉直ちに消費税率をアップすべきではないが、引き上げ時期や税率の幅について論議は必要だ。

 〈4〉郵政改革はおおむね評価できる。

 〈5〉職務給中心の雇用システムを確立し、正規・非正規の壁をなくして、同一価値労働・同一賃金を実現していくべきと考えます。

◆沖ゆり(54) 諸新

 短大卒業後、幼稚園に3年勤務。「子どもたちは純粋だった」といい、「人間が本来持つ能力を開花できるよう、政治家として貢献したい」

……………………

 〈1〉「核の傘」は現状のままでよい。

 〈2〉代替エネルギーの開発を進め、中長期的には原発を削減していくべきだ。

 〈3〉消費税は直ちに廃止するべきだ。

 〈4〉郵政改革はおおむね評価できる。

 〈5〉企業を元気にしていくことで雇用先の拡大を起こす。消費税廃止から消費拡大を起こし、農業など規制緩和で企業家精神を刺激します。

<5区>

◆三谷光男(50) 民前

 司馬遼太郎の著書から、国を変えようとした坂本龍馬や高杉晋作ら幕末の志士の生き方に感銘を受けた。「男子の志は簡明にして直截」と政界入り。

……………………

 〈1〉「核の傘」は現状のままでよい。

 〈2〉安全に十分配慮し、原発を積極的に建設していくべきだ。

 〈3〉直ちに消費税率をアップすべきではないが、引き上げ時期や税率の幅について論議は必要だ。

 〈4〉郵政改革はまったく評価できない。

 〈5〉生活立て直し策による内需の拡大。製造現場への派遣禁止。手当付き求職者支援制度を創設。環境、農業など新産業の創出を図る。

◆塚本能照(50) 諸新

 趣味は音楽鑑賞と「真理の探究」。20年間、宗教活動で人々の悩みに耳を傾けた。「使命のために人生を燃焼する。それが一番の幸福です」

……………………

 〈1〉北朝鮮など周辺国の脅威を考慮すると、米国に「核の傘」の強化を求めるべきだ。

 〈2〉代替エネルギーの開発を進め、中長期的には原発を削減していくべきだ。

 〈3〉消費税は直ちに廃止するべきだ。

 〈4〉郵政改革はおおむね評価できる。

 〈5〉企業の業績回復と景気の回復です。銀行にテコ入れし、金融緩和等で企業の資金面を支援、また消費税廃止で消費景気を拡大させます。

◆寺田稔(51) 自前

 24年間の財務省経験を生かし、地域再生を掲げて政治家へ。姻族の池田勇人、池田行彦とも酒豪だが、当人は「日本酒をほどほど程度」。

……………………

 〈1〉「核の傘」から脱却。周辺国と対話外交に努め、通常兵器の軍縮も進めるべきだ。

 〈2〉代替エネルギーの開発を進め、中長期的には原発を削減していくべきだ。

 〈3〉将来の財政破綻(はたん)に備え、今後5年以内に消費税率をアップするべきだ。

 〈4〉郵政改革はおおむね評価できる。

 〈5〉産業の活性化と基盤整備の推進により雇用増加を図るとともに、職住接近、テレワークの推進、託児所の増加で働き易い環境を整える。

<6区>

◆亀井静香(72) 国前

 「お母さんの気持ちで政治をやる」。支援者の集会で「おかあさん」(作詞作曲・川内康範)を「雨の降る日は傘になり、雪が降る日はぬくもりを」と熱唱した。

……………………

 〈1〉無回答

 〈2〉無回答

 〈3〉無回答

 〈4〉無回答

 〈5〉無回答

◆小島敏文(58) 自新

 小学5年から政治家を志望。大学生の時から自民党で活動してきた党人。座右の銘は「気概と公正」。赤いネクタイでアピールする。

……………………

 〈1〉北朝鮮など周辺国の脅威を考慮すると、米国に「核の傘」の強化を求めるべきだ。

 〈2〉原子力の平和利用は推進するべきだが、原発の新設は極力慎重に進めるべきだ。

 〈3〉直ちに消費税率をアップすべきではないが、引き上げ時期や税率の幅について論議は必要だ。

 〈4〉郵政改革の評価はどちらともいえない。

 〈5〉5兆円超の雇用対策予算を確保し、雇用調整助成金、ふるさと雇用再生交付金、緊急雇用創出事業を活用し雇用創出などを進める。

◆花岡多美世(52) 共新

 認知症になった親や、非正規労働者の娘への社会保障の貧弱さに憤りを感じ、立候補を決意。初挑戦で緊張も多いが、好きな歌が支えに。

……………………

 〈1〉「核の傘」から脱却。周辺国と対話外交に努め、通常兵器の軍縮も進めるべきだ。

 〈2〉代替エネルギーの開発を進め、中長期的には原発を削減していくべきだ。

 〈3〉消費税の税率は引き下げるべきだ。

 〈4〉郵政改革はまったく評価できない。

 〈5〉派遣法を改正して「雇用は正社員が当たり前」の社会にする。介護、医療、保育など社会保障を充実させ、新しい雇用をつくる。

◆胡本協子(58) 諸新

 広島で生まれ育ち、平和と幸福のあり方について考え続けてきた。若いころに夢中になった「さだまさし」の歌を車中で口ずさむ。

……………………

〈1〉「核の傘」は現状のままでよい。

〈2〉安全に十分配慮し、原発を積極的に建設していくべきだ。

〈3〉消費税は直ちに廃止するべきだ。

〈4〉郵政改革はおおむね評価できる。

〈5〉リニアモーターカーで全国の主要都市を結ぶ公共工事を行い、未来社会建設のための交通革命をおこす。

<7区>

◆植松満雄(50) 諸新

 証券会社などで営業マンとして働き、「交渉力や経済の知識が強み」。「現場の声が上に届かないのが今の行政の問題点」と政治家を志す。

……………………

 〈1〉北朝鮮など周辺国の脅威を考慮すると、米国に「核の傘」の強化を求めるべきだ。

 〈2〉安全に十分配慮し、原発を積極的に建設していくべきだ。

 〈3〉消費税は直ちに廃止するべきだ。

 〈4〉郵政改革の評価はどちらともいえない。

 〈5〉労働市場の自由化の過程で避けられないことだ。派遣切りされた方の労働力としての有用性が問われないのは危険な論調だと思う。

◆宮沢洋一(59) 自前

 以前読んだ化石に関する論文の影響で「時間軸」を重視する。「歴史や未来を意識して政策を考える」と30年後のアジア共同体構想を練る。

……………………

 〈1〉「核の傘」は現状のままでよい。

 〈2〉安全に十分配慮し、原発を積極的に建設していくべきだ。

 〈3〉将来の財政破綻に備え、今後5年以内に消費税率をアップするべきだ。

 〈4〉郵政改革はおおむね評価できる。

 〈5〉雇用面からとらえるのではなく、働く意欲はあるが所得の低い方に対し、給付付き税額控除などで所得保証を行うことが重要。

◆和田隆志(46) 民前

 3月に次男が生まれ、「正直に言ってかわいい」とほほ笑む。「子どもたちが『日本に生まれてよかった』と思えるようにしたい」

……………………

 〈1〉選択せず(米軍の核を他国による日本への攻撃に先立って使用しないよう日米間で合意すべきだ)

 〈2〉原子力の平和利用は推進するべきだが、原発の新設は極力慎重に進めるべきだ。

 〈3〉消費税は当面このままでよい。

 〈4〉郵政改革はまったく評価できない。

 〈5〉職業訓練や就労支援で需要の多い産業での雇用につなぐ。雇用保険の適用拡大、求人者支援制度の創設でセーフティーネットの強化。

検索フォーム