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〈政権選択 ひょうご 09夏・総選挙〉候補者の横顔:上 兵庫1区・2区・3区

2009年8月20日

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 真夏の総選挙を戦う候補者たちは、どんな考えを持っているのだろうか。国政を目指す理由などについて、48人全員に3回に分けて聞く。

 <質問1> (1)なぜ、国会議員を志したのですか

 <質問2> (2)これまでの人生で、最も心に残った出来事はどんなことですか

 <質問3> (3)尊敬する人物はいますか。その理由についても教えてください

 <質問4> (4)休日はどのように過ごしていますか。また、趣味は何ですか

(届け出順。氏名は原則として日常使用名。年齢は投票日現在の満年齢。年齢のあとのカッコ内数字は当選回数。略歴の〈元〉以下は過去の経歴。▽は出身校)

◆1区 神戸市東灘区・灘区・中央区

槙山健二氏(52) 諸 新

 幸福の科学職員・幸福実現党兵庫県代表〈元〉ダーバン社員▽明大

    *

 (1)明治大学の政治経済学部で学び、世の中をどうしたら良くできるかと考え、人の役に立つ仕事をしたかった。国難が押し寄せる今、安全保障などについて国会で真っ正面から語りたいと思った。

 (2)会社員時代、堺からあこがれの神戸に移り住んだ。美しかった街並みが震災で壊れる様子を見た時、悲しくて、これ以上のショックはなかった。その時、元の素晴らしい神戸に戻したいと思った。

 (3)大川隆法・幸福の科学総裁。原稿を用意せずに話せ、その内容も心にしみいる。人生の師だ。

 (4)歌うこと。大学時代は混声合唱団で部長を務め、毎日、発声と歌の練習に励んでいた。

井戸正枝氏(43) 民 新

 党兵庫県常任幹事〈元〉県議・東洋経済新報社員▽東京女大       

    *

 (1)海外を旅した時、同世代の女性たちが口をそろえて「政治のせいで不幸だ」と言っていた。それで政治に興味を持ち、松下政経塾へ。市民の幸せにつながっていない法律を自分の手で変えたい。

 (2)無戸籍児問題。自分自身が社会保障の網目からこぼれ落ちるとは思ってもみなかった。同じような状況に置かれた人も見てきた。二度としたくない経験だが、政治家としては貴重な経験だった。

 (3)新渡戸稲造。母校・東京女子大の初代学長で、女性の地位向上と自立の理想を持っていた。

 (4)休日はないが、友達と電話で話したり、本を読んだりしてストレス解消している。

盛山正仁氏(55) 自 前(1)

 〈元〉国土交通省情報管理部長・環境省地球環境局総務課長▽東大    

    *

 (1)元々、政治に興味があった。国会の方針を官僚として具現化するより、方向性を示す側に立ちたいと思った。国会議員になれば役所の縦割りを超えて、政策を実現できると思った。

 (2)国交省時代、バリアフリー対策で50億円の予算を獲得し、駅のエレベーター設置のきっかけをつくったこと。身体障害者団体の会長から「よくやってくれた」と評価してもらえて幸せだった。

 (3)派閥会長の古賀誠氏。戦争孤児として苦労された生い立ちからか、思いやりや心配りがある。

 (4)休日がなく、趣味の水泳やテニスができない。ジャズを聴いて気分転換している。

原和美氏(59) 無 新

 新社会党兵庫県委員長〈元〉神戸市議・郵政省職員▽神戸大院      

    *

 (1)郵政省職員だった頃、賃金カットをされたものの、保育所に預けた子どもの送迎を勤務時間に組み込む制度を勝ち取った。女性が働き続けられる社会の実現を目指したいと考えた。

 (2)神戸市議の20年間、議会活動がどんなに忙しくても子ども2人に手料理を食べさせ、清潔なものを着せてきた。今では素直で元気に育ってくれ、独立してくれたことが自分の支えになっている。

 (3)生活協同組合を創設した賀川豊彦。労働運動にも取り組み、庶民の暮らしを支えようとした。

 (4)休日は自宅にいることが好き。掃除や洗濯、花の水やりをして過ごしている。

味口俊之氏(39) 共 新

 党兵庫県委員〈元〉日本民主青年同盟県委員長▽大阪経大        

    *

 (1)高校時代から教育のゆがみを感じながら、神戸高塚高校の校門圧死事件が起きるまで行動できなかったことを後悔した。その時、人を大事にする社会をつくるには声をあげなければと思った。

 (2)震災直後、民青同盟に入っており、「ひとりぼっちの青年を残さない」をスローガンに自転車で救援物資を届けたり、餅つき大会を開いたりした。当時の経験は今でも人生の糧になっている。

 (3)自分と妻の両親。小さな幸せを大事にしながら筋の曲がったことをしない。自分の支えだ。

 (4)ハードロックなど洋楽が好きで、iPod(携帯デジタルプレーヤー)を持ち歩いている。

◆2区 神戸市兵庫区・長田区・北区

向山好一氏(52) 民 新

 大阪ガス社員・労組兵庫県支部顧問〈元〉神戸市議・衆院議員秘書▽阪大 

    *

 (1)市議時代、震災復興のための地元のアイデアが国の厚い壁で実現できない場面を何度も見た。国の基準をクリアしないと事業にならないという仕組みを変えないといけないと思った。

 (2)阪神大震災。壊れた町並みを見て「復興の役に立ちたい」「経済の立て直しをしたい」という気持ちが抑えられなくなった。それが政治の世界を志すきっかけになり、市議選立候補につながった。

 (3)新渡戸稲造。個人で平和の架け橋を目指した生き様は素晴らしい。「武士道」は日本人の魂だ。

 (4)テニス、ゴルフ、バスケットなどのスポーツ。運動すると、嫌なこともすべて忘れられる。

赤羽一嘉氏(51) 公 前(5)

 党副幹事長・党政調副会長〈元〉財務副大臣・衆院国土交通委員長▽慶大 

    *

 (1)大学卒業後に10年間勤めた商社で、北京、南京、台湾に駐在、留学し、日本のあり方について考えた。そして、ビジネスでなく、公共的な仕事で社会の役に立ちたいと思うようになった。

 (2)商社員時代に現地で経験した天安門事件と、自身も被災した阪神大震災。天安門は民衆の民主化を求める熱を肌で感じた。震災は議員としても長期間携わり、政治の役割を考えさせられた。

 (3)マハトマ・ガンジーと周恩来。どこまでも民衆の側に立って生き抜く姿勢を見習いたい。

 (4)ラグビー。今は暇もないしプレーもできないが、神戸製鋼の応援には時々行っている。

井村弘子氏(63) 共 新

 党兵庫県委員〈元〉県議・新日本婦人の会県事務局長・神戸大職員▽姫路高

    *

 (1)神戸大退職後に婦人活動に専従し、女性が政治を引っ張っていると実感するようになった。その後、阪神大震災に遭って苦しむ人と接し、「政治を変えなあかん」と思った。

 (2)幼い頃、両親から戦争体験を聞いたこと。父の足には銃弾が残っていた。大人になって被爆者から体験を聞き、自分のためだけでなく、平和を訴え続けて生きようと決意した。

 (3)宮本顕治・元共産党委員長。著書を通じ、人間的な優しさと論理的な強さを教えてもらった。

 (4)映画鑑賞。いい映画を見ると元気が出る。忙しい時でも、食事の時間を削って見に行く。

竹内知弘氏(45) 諸 新

 幸福の科学職員・幸福実現党兵庫県副代表〈元〉製薬会社員▽和歌山大  

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 (1)宗教という「畑」で人々の生活や心を救済していたが、経済苦で自殺者が増える現実に限界を感じるようになった。何とか経済を立て直し、自殺する人を減らしたいと思った。

 (2)大川隆法・幸福の科学総裁との出会い。それまでは自分の欲望が満たされれば幸せだったが、総裁の話を聞き、他人の喜びや悲しみを一緒に感じ、涙を流すことこそが幸せだと気付いた。

 (3)総裁の父・善川三朗。肺を片方切除した後も講演活動などを続けた勇気を学びたい。

 (4)散歩。自然の中を歩くのが好きだが、家の近所をぶらぶら歩くのも楽しい。

◆3区 神戸市須磨区・垂水区

山本正晴氏(53) 無 新

 貸しビル業〈元〉貸しビル管理会社員▽大阪電気通信大         

    *

 (1)身近に議員秘書がいて政治の世界に興味があった。母親を13年間にわたって介護し、たくさんの問題点があることを実感。国会で高齢者介護の改善を目指して出馬を決めた。

 (2)阪神大震災をきっかけに兄と交代で13年間、24時間つきっきりで介護をしていた母親が死んだこと。中学時代に陸上自衛隊市ケ谷駐屯地で三島由紀夫が割腹自殺したこと。

 (3)現在の天皇陛下。小学生の時に須磨離宮公園で皇太子時代の陛下が会釈をしてくれて感動した。

 (4)その時期のニュースを勉強している。最近では皆既日食とスペースシャトル。

金田峰生氏(44) 共 新

 党兵庫県委員〈元〉参院議員秘書・県議▽日本福祉大          

    *

 (1)県保険医協会で医療を改善する仕事に携わってきた。医療制度の欠陥に気づき、県議の時に国の壁を感じた。国政に出て政治や法律を変え、現状を打ち破りたいと思った。

 (2)阪神大震災で炊き出しをした際、人懐っこい2人の小学生に出会った。2人は笑顔を絶やさなかったが、ふとした時に見せる表情に震災で受けた心の傷の深さを思い知らされた。

 (3)高知県選出で共産党の山原健二郎・元衆院議員。党派を超えて慕われる人。

 (4)古い建物を見ること。姫路城や寺院などで日本古来の建築工法を見てまわることが多い。

関芳弘氏(44) 自 前(1)

 党青年局次長〈元〉三井住友銀行本部事務統括部上席推進役▽関西学院大 

    *

 (1)「天下泰平」を常に口にしていた父親から「仕事は人のためにするものだ」と教わった。経済の分かる政治家になるために17年間勤めた銀行での経験を国政で生かしたい。

 (2)前回の衆院選で多くの人に応援してもらったこと。投票日の約1カ月前に会社を辞め、選挙運動を始めた。落選を予想する声もあったが、困った時にたくさんの方々に助けてもらった。

 (3)聖徳太子。人がかいた汗や流した涙を受け止め、慈しみの精神を持っているとされるところ。

 (4)昆虫の飼育。生き物が好きで、今はオオクワガタ10匹やカブトムシなどを飼っている。

黒江兼司氏(53) 無 新

 小児科医・NPO副理事長・日本小児循環器学会評議員▽愛媛大   

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 (1)医師を28年間続けてきた。診療を通し、小児医療や高齢者の介護問題を早急に解決しなければならないと考えた。「子供を持って良かった」と思えるような社会にしたい。

 (2)障害がある子を「生む」と決意した女性や、壮絶な病気と闘う患者を医師としてみてきた。そうした場合に人間の本質的な部分や家族の本当の思いに接することができた。

 (3)公民権運動に取り組んだキング牧師。前を向いて物事をやろうとした。

 (4)読書。宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」のほか、歴史物を好んで読んでいる。

土肥隆一氏(70) 民 前(6)

 党常任幹事・牧師〈元〉党兵庫県代表・衆院外務委員長▽東京神学大院  

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 (1)約40年続ける牧師と社会福祉団体の仕事に一生をささげるつもりだったが、秘書を務めたことがある旧社会党衆院議員の後継として90年に国政に出た。以来、「三足のわらじ」を続けている。

 (2)前回、小選挙区で敗れたこと。自民党が郵政だけを争点にした選挙をしたことが許せなかった。小泉元首相を倒したいと頑張ってきたが、引退で肩透かしをくった気分だ。

 (3)生活協同組合創設者の賀川豊彦。キリスト教精神に根ざした社会運動に共感を覚える。

 (4)仕事。日曜は牧師、月曜は社会福祉法人、そして国会議員と年中働いている。

森本潔氏(52) 諸 新

 幸福の科学職員・幸福実現党兵庫県副代表〈元〉ジム経営▽中京大    

    *

 (1)国会議員になり、北朝鮮の脅威などから日本を守るため、憲法9条を改正しなければならないと考えた。日本の国民の命を守るために強い思いを持って自ら手を挙げた。

 (2)阪神・淡路大震災の時に10日間ほど救援活動をした。多くのボランティアが困っている被災者のために活動する姿を見てうれしく、また、人間の底力をかいま見た気がした。

 (3)ボディービルをやっているので、米カリフォルニア州のシュワルツェネッガー知事。

 (4)カメラ。休日はいろんな場所にぶらりと出かけ、猫や景色を撮影している。

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