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主な候補者の横顔 和歌山3区

2009年8月22日

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(届け出順。氏名は原則として日常使用名。年齢は投票日現在の満年齢。〈 〉内政党は推薦・支持。)

●地場産業の再生課題 玉置公良氏(54) 民新〈国〉

 「病気で倒れるかと思うくらい徹底的に現場を歩いてきた」。のぼりを立てた自転車で広い選挙区を一日数百カ所も回り、キャッチフレーズの「変えなアカン!」を連呼している。

 昨年9月に立候補を表明。事前に党から出馬要請を受けて「悩みに悩み抜いた」。支持者から「何を考えているんだ。必ず落選するぞ」と言われた。「でも、産業も高齢者の生活もガタガタ。この現状を何とか変えたいと思った。落ちたら別の道を歩めばいい」と決断した。

 すぐにも解散・総選挙があると思っていたが、1年近く待たされた形。「結果的にプラスになった。知名度が上がり、広い3区の現場を歩くこともできた」

 国政挑戦は2回目。90年の総選挙で旧和歌山2区(定数3)から旧社会党の公認候補として立候補したが、次点で敗れた。その時3位で当選したのが二階俊博氏だった。その後、自らは県議に転身して無所属で活動。熊野古道の世界遺産登録に向けた運動にも取り組んできた。

 3区の課題として、農業、漁業、林業など地場産業の再生を挙げる。政治とカネの問題については、「しがらみや利権をなくさなければいけない。これからは個人献金の時代だ」と企業・団体献金の廃止を訴える。

 この1年で体重は6〜7キロ減ったが、疲れは地元・白浜町の温泉でリフレッシュ。週2、3回、街頭活動が終わる夜に行く。中学・高校と陸上部。体育の先生をめざしていたとあって体力には自信があるといい、コツコツ歩く選挙で初当選をめざす。

●地元重視をアピール 二階俊博氏(70) 自前〈公〉

 選挙戦をマラソンに例える。「歩いてはダメ。徹頭徹尾走り抜く」。民主の風が吹くと言われていても、「選挙は自分との戦い。途中経過に一喜一憂せず、謙虚に審判をあおぎたい」と話す。

 麻生内閣の経済産業相として、リーマンショック後の不況にあえぐ中小企業への融資対策などに取り組んだ。「この問題が紀南地域にどんな影響をもたらすかに常に配慮して対策を打ってきた」と地元重視の姿勢をアピールする。

 また資源確保の観点から、国際貢献の重要性も訴える。「困難な経済情勢を乗り越えるためにも、アジアにおける日本、という役割を明確にして国民に理解と協力を得ることが大事だ」

 県議のころから、高速道路の紀伊半島1周を訴えてきた。「ほぼ実現するという自信を持つに至った。現在は田辺まで走るようになったが、文字通り、まだ道半ばだ」と変わらない意欲を見せ、街頭演説でも度々訴えている。

 政治とカネをめぐっては、自らの派閥主催のパーティー券を西松建設のダミー団体が購入していた問題も明るみに出たが、「政治資金規正法に基づいてきちっと報告し、何ら問題はない」と繰り返している。「企業・団体献金がいいとか悪いとか主張するつもりはない。(法律で)決められた通りでいい」

 経産相としての公務に加え、他の候補者への応援演説もこなし、「スケジュール調整が難しく、体が二つあっても足りない」。息抜きは趣味と健康を兼ねたサイクリング。「SP(警護官)には、できるだけ見つからないようにやっている」と笑った。

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