現在位置:
  1. 2009総選挙
  2. 地方ニュース
  3. 鳥取
  4. 記事

〈09総選挙〉自民62点、民主60点、公明70点… 平井知事がマニフェスト採点

2009年8月22日

印刷印刷用画面を開く

 全国知事会は自民、公明、民主のマニフェスト(政権公約)の採点結果を8日に公表したが、平井伸治知事の採点結果が朝日新聞の情報公開請求でわかった。平井知事は自民に62点、民主に60点、公明に70点をつけ、知事会平均の自民60.6点、民主58.3点、公明66.2点とほぼ同じ評価だった。

 (井石栄司)

 知事会は政府や各党に要望してきた項目について、マニフェストの書きぶりと公開討論での議論を踏まえたうえで、橋下徹大阪府知事や東国原英夫宮崎県知事ら希望した29人の知事が採点し、採点の平均を公表した。平井知事もその中の一人として採点に加わっていた。

 平井知事の評価は、自民党に対しては「国庫補助負担金の件数半減」の項目で、知事会平均の3.7点より低い2点を付けたほか、「国の出先機関を廃止・縮小」でも平均の6.3点を下回る5点を付けていた。コメント欄には「地方交付税の増額は明記されているが、復元は明記されていない」「地方交付税の原資である消費税が社会保障・少子化対策へ特化することとされており、地方の財源確保に不安」と記している。

 民主党に対しては「地方の税源を国と同程度に。地方消費税充実」の項目で、平均の3.1点を下回る0点を付けた。「地方交付税を増額、地方共有の財源と明確化」についても平均の3.3点を下回る2点を付けた。コメント欄には「補助金削減の際に、地方に必要な財源が手当てされないのではないかと危惧(きぐ)」「暫定税率廃止に伴う財源補填(ほてん)措置が明示されていないため、地方の財源確保に不安」などとあった。

 公明党については、「地方財源確保」の項目でマイナス3点を付け、「三位一体改革的な手法であり、地方の財源が確保されるか不透明」とコメント欄に書いている。

 朝日新聞が10日、県の担当課に平井知事の採点結果の公表を求めたが、明らかにされなかったため、情報公開請求し、20日開示された。

 取材に対して明らかにしなかった理由について平井知事は20日の定例会見で「知事会の申し合わせで、各知事が公正に採点できるよう個別に知事が発表するのはやめてもらいたいという話があった」としたうえで、「私が鬼の首をとったように発表するのはいかがかなと思った」と説明した。情報公開請求があれば、条例に従って開示の判断をするとしていた。

■平井知事のマニフェスト採点結果と知事会の採点結果

採点項目                 配点   自民    自民   

                        (平井知事)(知事会平均)

地方分権型の国家像の明示         10   10    6.4  

国が自治体の仕事を縛る「義務づけ」見直し 10   10    8.4  

地方の税源を国と同程度に。地方消費税充実 10    7    6.4  

国庫補助負担金の件数半減         10    2    3.7  

地方交付税を増額、地方共有の財源と明確化 10    7    7.0  

国直轄公共事業の地方負担金の抜本改革   10    7    6.9  

国の出先機関を廃止・縮小         10    5    6.3  

国と地方の協議の場を法制化        30   15   16.9  

地方財源確保(不安があれば減点)     減点   −1   −1.5  

合計                  100   62   60.6  

(知事会平均は四捨五入のため一致しないことがある)

採点項目                 配点   民主     民主   

                        (平井知事) (知事会平均)

地方分権型の国家像の明示         10   10     7.2  

国が自治体の仕事を縛る「義務づけ」見直し 10   10     6.9  

地方の税源を国と同程度に。地方消費税充実 10    0     3.1  

国庫補助負担金の件数半減         10   10     8.1  

地方交付税を増額、地方共有の財源と明確化 10    2     3.3  

国直轄公共事業の地方負担金の抜本改革   10   10     8.7  

国の出先機関を廃止・縮小         10   10     8.3  

国と地方の協議の場を法制化        30   15    18.2  

地方財源確保(不安があれば減点)     減点   −7    −5.5  

合計                  100   60    58.3  

(知事会平均は四捨五入のため一致しないことがある)

採点項目                 配点   公明     公明

                        (平井知事) (知事会平均)

地方分権型の国家像の明示         10   10     7.3

国が自治体の仕事を縛る「義務づけ」見直し 10    5     5.5

地方の税源を国と同程度に。地方消費税充実 10   10     8.9

国庫補助負担金の件数半減         10    5     4.6

地方交付税を増額、地方共有の財源と明確化 10    3     4.2

国直轄公共事業の地方負担金の抜本改革   10   10     8.0

国の出先機関を廃止・縮小         10   10     7.8

国と地方の協議の場を法制化        30   20    22.3

地方財源確保(不安があれば減点)     減点   −3    −2.4

合計                  100   70    66.2

(知事会平均は四捨五入のため一致しないことがある)

検索フォーム