「報道と人権委員会」が初会合
朝日新聞社「吉田調書」報道の検証始めました

 朝日新聞社の「吉田調書」をめぐる報道について、朝日新聞社の第三者機関「報道と人権委員会」(PRC)は17日、委員会を開き、検証を始めました。この日は報道の問題点などの論点を整理し、次回以降、本格的な審理に入ります。

 対象となるのは、東京電力福島第一原発で事故対応の責任者だった吉田昌郎(まさお)所長(故人)が政府事故調査・検証委員会に答えた「吉田調書」について、5月20日付朝刊で「所長命令に違反 原発撤退」などの見出しで報じた記事です。木村伊量(ただかず)社長が今月11日の記者会見で記事を取り消し謝罪する一方、PRCに検証を申し立てました。PRCは同日、審理することを決めていました。

 現在の委員は、早稲田大学教授(憲法)の長谷部恭男氏、元最高裁判事で弁護士の宮川光治氏、元NHK副会長で立命館大学客員教授の今井義典氏です。