「信頼回復と再生のための委員会」
信頼・再生委が第2回会合 朝日新聞社

 朝日新聞社は31日、「信頼回復と再生のための委員会」の第2回会合を東京都内で開きました。慰安婦報道など一連の問題で失われた信頼を回復する方策を話し合いました。次回の委員会は15日に開く予定です。

 会合には社外委員4人と社内委員4人の全員が出席。日産自動車副会長の志賀俊之委員から、経営再建の参考事例として「日産リバイバルプラン」の策定過程と、業績がV字回復した道筋について説明を受けました。

 企業の危機管理に詳しい弁護士の国広正委員からは、当社の危機管理意識が災害など外的要因で起きる危機に偏りすぎていないかと問題提起がありました。国広委員は「社内で起きた問題への対応の基本は、説明責任を果たして社会的信用を回復することだ」と述べました。(会合の詳細は、4日付朝刊に掲載します)

(朝日新聞 2014年11月1日 朝刊33ページ 東京本社)