環境への取り組み

川崎工場に太陽光発電 2012年3月30日 運転開始
パナソニック・竹中工務店・関電工と協力

朝日新聞社は朝2012年3月、川崎工場(川崎市中原区西加瀬)に、太陽光発電設備を導入し、3月30日より運転を開始しました。

最大出力100キロワット、年間発電量は約10万キロワット時を見込みます。これは標準的な家庭約30世帯分の電力に相当し、1年間で同工場の排出量1.04%に相当する約40トンの二酸化炭素(CO2)を削減できる計算になります。

完成した設備は、発電効率の高いパナソニック社の「HIT太陽電池パネル」(縦81.2cm、横158cm、厚さ3.5cm)を採用。工場の屋上 1,620平方メートルに472枚を設置しました。総工費は1億円。2011年10月に工事を始め、太陽電池パネルを載せる基礎・架台の設置は竹中工務 店、工場内の受変電設備は関電工がそれぞれ担当しました。

同工場の使用電力は年間880万キロワット(2010年度)。太陽光発電が賄うのは1%台とわずかですが、環境に配慮する企業として重要な取り組みと位置付けています。

同工場内と東京本社(東京都中央区築地)2階コンコースに、「現在の発電電力」「本日のCO2削減効果」などをリアルタイムで来訪者などに知らせる40型クラスの液晶ディスプレーを設置。発電状況を「見える化」しました。

川崎工場は1998年2月に完成した工場です。5セットの新聞輪転機を備え、朝日新聞の朝刊約71万部、夕刊約28万部のほか東京新聞の朝夕刊計 約11万部なども印刷・発送しています。住宅地に近接していることもあり、当初から「環境にやさしい工場」づくりに努力してきました。約1万5,500平 方メートルの敷地の4分の1以上を緑地とし、約5千本の樹木を植えています。ビオトープや、社員の食堂から出る生ごみを堆肥(たいひ)化して利用している 畑もあります。省エネやリサイクルを徹底、2001年に日刊新聞の印刷工場として日本で初めて、環境国際規格「ISO14001」の認証も取得しました。


朝日新聞川崎工場の屋上に設置された太陽電池
パネル群=川崎市中原区


太陽光発電を開始した朝日新聞川崎工場=川崎
市中原区、本社ヘリから


朝日新聞川崎工場の屋上に設置された太陽電池
パネル群=川崎市中原区


太陽光発電を開始した朝日新聞川崎工場=川崎
市中原区、本社ヘリから