朝日新聞社 どくしょ応援団朝日新聞社 どくしょ応援団
朝日新聞社: カジュアル読書~10代から20代向けの本や、著者によるイベントを紹介します。
作家LIVE エンタメ for around20 キャンパス発 気になる新刊 ブックマーク

 

バックナンバーはこちら
ブックマーク

 


方言萌え!? ヴァーチャル方言を読み解く

方言萌え!?
ヴァーチャル方言を読み解く

田中 ゆかり 著
[出版社] 岩波ジュニア新書
[価 格] 950円

 関西人でもないのに「なんでやねん」と突っ込んだり、土佐人でもないのに「行くぜよ」と言い切ったり。気分を表すために方言を使う行動が目に付く。ネットの普及で、従来の「書きことば」よりも「話しことば」に近い、やりとりが親密な言葉――キーボードを介した「打ちことば」――が用いられ、気分を表すために方言が使われるようになったとみる。 (岩波ジュニア新書・950円)

東大vs京大 入試文芸頂上決戦

東大vs京大
入試文芸頂上決戦

永江 朗 著
[出版社] 原書房
[価 格] 1,944円

 戦後約70年間の東大と京大の入試国語問題を読み解く。1960年、エッセイストとして活躍する前の女優・高峰秀子の文章を東大が使う先見性や、東大が入試を中止した69年、京大の出題は時代に関係ない古文中心だったことなどに注目、選ばれた文章と設問を歴史的に深読みして面白い。受験参考書ではないが、大きな流れはわかるかも。(原書房・1,944円)

もう一度倫敦巴里

もう一度倫敦巴里
和田 誠 著
[出版社] ナナロク社
[価 格] 2,376円

 「トンネルを出ましたねぇ。長いですねぇ(淀川長治)」「トンネルを抜けたら雪国だったんです。国境のトンネル、とっても長かった(宇能鴻一郎)」。大江健三郎が、五木寛之が川端康成「雪国」を書いたら。横山泰三が、富永一朗が007をマンガにしたら。こんな「モジリ」が詰まった1977年刊の本が復刊。村上春樹、俵万智らその後デビューした人々の「雪国」も追加。似顔絵が若い。(ナナロク社・2,376円)

朝日新聞 インフォメーション 通常版 ベルマーク版