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読書クラブ通信

◆『車輪の下』、僕を代弁 静岡県立静岡東高校

栗山靖崇くん(左から2人目)。図書委員会の仲間たちと=静岡市の静岡東高校

 小中学校で図書委員をやりましたが、「まだやりたいことがある」と思い、高校でも参加、今月から委員長を務めることになりました。

 好きな作家は森博嗣、恩田陸、宮部みゆき、梨木香歩です。本屋や図書館では常に新刊をチェック。いわゆる今どきの人気作家の作品を読んでいます。それが、古本屋で100円の文庫本を軽い気持ちで買ったことから、「昔の本」にも出会うようになりました。

 初めて読んだのは、ヘッセの『車輪の下』。登場人物の(特にハイルナーの)言葉や行動は、自分のもやもやした気持ちや、感情的で暴力的な部分を代弁してくれているように思えたものです。

 時代も国も全く違うのに、こんなにも共感できたのは作品に普遍的な魅力があったからだと思います。優等生の読み物、一種の勉強、はっきり言えば苦行。そう思っていた作品が、こんなにも自分に近いものに感じられたのは意外でした。

 (栗山靖崇、2年)

『車輪の下』
著者:
ヘッセ
出版社:
新潮文庫
価格:
¥340(税込)
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