読書クラブ通信
◆群馬県高崎市立吉井西中学校 毎日10分の朝読書
図書委員長の當間海斗さん(前列左から2人目)と仲間たち=群馬県高崎市
部活動の朝練習が終わると学校中が落ち着き、吉井西中の朝は静寂に包まれます。毎日10分の朝読書の時間です。生徒は思い思いの本を取り出し、読書タイムを楽しみます。各階の廊下には、群馬県立図書館から借りたおよそ100冊の図書が並べられ、図書室の本と同様多くの生徒が借りていきます。
木曜日の朝読書は、保護者ボランティアによる文学作品の「読みきかせ」です。作者や作品の魅力が紹介され、生徒たちに好評です。ボランティアの方々は月に1回、図書室に集まって勉強会を開き、作品について学び、朗読の練習をしています。これは、ライトノベルは好きだけど、という生徒たちの読書の幅を広げているようです。
図書委員会では、昼休みを中心に貸し出しを行っています。最近では、郷土を考える学校行事の一つ「尾瀬環境学校」に関連して、環境に関する図書の問い合わせが増えています。(當間海斗、3年)