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10代の読書 ブックサーフィン
10代、こんな本に出会った 時代を読む この3冊 キャンパス発 気になる新刊 読書クラブ通信 ひとりごと

 

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キャンパス発 気になる新刊

 

☆ 同志社生協良心館ブック&ショップ 有馬久恵さん☆


生き延びるための世界文学 21世紀の24冊

生き延びるための世界文学 21世紀の24冊
都甲幸治
[出版社] 新潮社
[価 格] 2,160円

 「いま」まさに世界のどこかで生まれている名作。都甲幸治『生き延びるための世界文学 21世紀の24冊』(新潮社・2160円)は、いち早くそれを私たちに伝えてくれます。紹介されているどの作品からも、海を越えてなおリアルな人々の生き方が伝わってきます。どんどん視野が広がっていくことへの高揚感を感じられる一冊です。

人生処方詩集

人生処方詩集
エーリヒ・ケストナー
小松太郎訳
[出版社] 岩波文庫書
[価 格] 778円

 『飛ぶ教室』でおなじみのエーリヒ・ケストナーが大人のために書いた『人生処方詩集』(小松太郎訳、岩波文庫・778円)。悩み、壁にぶつかる折々にページをめくると、「その症状には」とまるで薬を処方するように詩がつづられていて、ユーモアあふれる言葉の数々が、すっと心を楽にしてくれます。

アイミタガイ

アイミタガイ
中條てい
[出版社] 幻冬舎文庫
[価 格] 648円

 中條てい『アイミタガイ』(幻冬舎文庫・648円)のタイトルは、「おたがいさま」の気持ちを指す言葉。短編小説集と思って読んでいると、各話の登場人物が何げないところでつながっていて、誰かの背中を押したり、誰かに助けられたり。自分とつながっているかもしれない多くの人に思いをはせて、温かい気持ちになります。

 

☆ 愛媛大学生協城北ショップ 高野将宏さん ☆


なぜか結果を出す人の理由

なぜか結果を出す人の理由
野村克也
[出版社] 集英社新書
[価 格] 778円

 野村克也『なぜか結果を出す人の理由』(集英社新書・778円)は、元プロ野球選手・監督による、人材育成、勝負論の集大成的な一冊。頑張っているのに結果を出せずに悩む現代人に、結果を出すための極意を語っています。野球というジャンルを超え、一般の社会でもうなずくことの多い努力論です。

PK

PK
伊坂幸太郎
[出版社] 講談社文庫
[価 格] 572円

 勇気とは何なのか? どうすれば得られるのか? 伊坂幸太郎『PK』(講談社文庫・572円)は、それを深く考えさせられます。「PK」「超人」「密使」という語り手の違う三つの物語が、やがてつながり、絡み合った先に姿を現す世界は……。前後のつながりが面白く、何度も繰り返し読み直すことによって深みが増してきます。

佐藤可士和の打ち合わせ

佐藤可士和の打ち合わせ
佐藤可士和
[出版社] ダイヤモンド社
[価 格] 1,512円

 アートディレクター・佐藤可士和が明かす、仕事の質を高める打ち合わせの方法。『佐藤可士和の打ち合わせ』(ダイヤモンド社・1512円)には、分かっているようでなかなかできない、基本や鉄則がぎっしり。いわゆるマニュアル本ではありません。大事なのは日々の仕事への姿勢であり、働く大義を持ち続けることかもしれません。

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