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朝日新聞社: カジュアル読書~10代から20代向けの本や、著者によるイベントを紹介します。
作家LIVE エンタメ for around20 キャンパス発 気になる新刊 ブックマーク

 

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キャンパス発 気になる新刊

 

☆ 東京大学生協本郷書籍部 佐藤直子さん ☆


洋子さんの本棚

洋子さんの本棚
小川洋子・平松洋子
[出版社] 集英社
[価 格] 1,620円

 作家とエッセイストが本の世界を縦横無尽に語り合う小川洋子・平松洋子著『洋子さんの本棚』(集英社・1620円)。それぞれ少女時代から大人へ、折々に読んできた本のこと、読んだ頃の思い出、家族・食などから生と死まで話題は多彩! 人生と本読みの頼もしい先輩である2人の洋子さんに読書欲が刺激されること請け合いです。

ロミオと呼ばれたオオカミ

ロミオと呼ばれたオオカミ
ニック・ジャンズ著
田口未和訳
[出版社] エクスナレッジ
[価 格] 1,944円

 アラスカの町に一匹のオオカミが――。社交的で賢く美しい姿に住民は魅了され、奇跡のような交流が生まれますが、様々な問題も。『ロミオと呼ばれたオオカミ』(N・ジャンズ著/田口未和訳、エクスナレッジ・1944円)はオオカミへの敬意にあふれ、データも豊富、野生動物との共生について考えさせられるノンフィクションです。

僕は、そして僕たちはどう生きるか

僕は、そして僕たちはどう生きるか
梨木香歩
[出版社] 岩波現代文庫
[価 格] 929円

 梨木香歩著『僕は、そして僕たちはどう生きるか』(岩波現代文庫・929円)の主人公コペル君は14歳。悩みを抱える友人たちと語りあう中で自分の胸の奥に沈んでいた苦い記憶を思い出す……。悩みから目をそらさず、周囲の苦しみにも耳を傾ける。自らの頭で考え続けようというメッセージが胸に響きます。

 

☆ 岡山大学生協ブックストア 木田雄也さん ☆


盆栽 BONSAI

盆栽 BONSAI
依田徹
[出版社] 角川ソフィア文庫
[価 格] 994円

 大学キャンパスにも海外からの留学生や教員が多く見られます。日本文化の一つとしてぜひ紹介したい『盆栽 BONSAI』(依田徹著、角川ソフィア文庫・994円)。盆栽の世界では「水遣(や)り三年」と言うとか。美しい姿も基本をおろそかにしては成り立たないのですね。カラー図版満載、しかも文庫版で読めるのはありがたいです。

生物多様性-「私」考える進化・遺伝・生態系

生物多様性-「私」考える進化・遺伝・生態系
本川達雄
[出版社] 中公新書
[価 格] 950円

 ゾウの時間 ネズミの時間』の著者で動物生理学が専門の本川達雄さんが『生物多様性 「私」から考える進化・遺伝・生態系』(中公新書・950円)では、なぜ生物多様性は大切かを力説。身近な食や環境から生命の起源や歴史を語り、自作の「生物多様性おかげ音頭」も紹介。生物の一種「ヒト」である自分も理解しておきたい。

いつも「時間がない」あなたに-欠乏の行動経済学

いつも「時間がない」あなたに-欠乏の行動経済学系
S・ムッライナタンほか著
大田直子訳
[出版社] 早川書房
[価 格] 2,160円

 「もっと時間があれば」とつい言いがちです。『いつも「時間がない」あなたに 欠乏の行動経済学』(S・ムッライナタンほか著/大田直子訳、早川書房・2160円)によれば、心理学では「時間がない」は「お金がない」と同じ「欠乏感」の問題。本を読んで一緒に「時間がない」自分から脱却しましょう!

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