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朝日新聞社: カジュアル読書~10代から20代向けの本や、著者によるイベントを紹介します。
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キャンパス発 気になる新刊

 

☆ 弘前大学生協SHAREA店 渥美有花さん ☆


民主主義ってなんだ?

民主主義ってなんだ?
高橋源一郎/
SEALDs〈シールズ〉著
[出版社] 河出書房新社
[価 格] 1,296円

 『民主主義ってなんだ?』(高橋源一郎/SEALDs〈シールズ〉著、河出書房新社・1296円)では高橋源一郎と学生団体SEALDsメンバーが活動の経緯や民主主義について語り合う。国会前の活動は突然始まったわけでなく、12年の反原発のデモから彼らはずっと自分たちの未来について考えていた。メンバー奥田愛基(あき)の言葉「問われているのは自分たち自身だ」にはっとし、日本を動かすのは私たちなんだと勇気づけられました。

すぐそばにある「貧困」

すぐそばにある「貧困」
大西連著
[出版社] ポプラ社
[価 格] 1,620円

 20代にしてNPO「もやい」理事長の著者が日本の現状を赤裸々に報告する『すぐそばにある「貧困」』(大西連著、ポプラ社・1620円)。「違う世界の話だと思っていた『貧困』は、いざ足を踏み入れてみると、びっくりするくらいすぐそばにあった」という言葉にいま危機感を覚えます。

虫めづる姫君 堤中納言物語』

虫めづる姫君 堤中納言物語
作者未詳/蜂飼耳訳
[出版社] 光文社古典新訳文庫
[価 格] 929円

 帯の「あたしは元祖虫ガール」に引かれて手にとった『虫めづる姫君 堤中納言物語』(作者未詳/蜂飼耳訳、光文社古典新訳文庫・929円)。古文がしっくり読みやすい表現で訳されています。好きな気持ちと探究心を素直に表す姫君、それを魅力的だという貴公子も登場し……。夢に向かう若い女性にぜひ読んでほしいです。

 

☆ 慶応義塾生協日吉店 大塚芙美恵さん ☆


世界中の青空をあつめて

世界中の青空をあつめて
中村航著
[出版社] キノブックス
[価 格] 1,404円

 中村航著『世界中の青空をあつめて』(キノブックス・1404円)は人生に疲れてしまった主人公・和樹の再生の物語。祖父の青春の輝きをたどるうちに、彼が取り戻していく希望がすがすがしく描かれる。一つの約束が生きる源になり、登場人物がいきいきとしてきます。読んだ後、祖父母とゆっくり話したくなる小説です。

新しい道徳 「いいことをすると気持ちがいい」のはなぜか

新しい道徳
「いいことをすると
気持ちがいい」のはなぜか

北野武著
[出版社] 幻冬舎
[価 格] 1,080円

 『新しい道徳 「いいことをすると気持ちがいい」のはなぜか』(幻冬舎・1080円)は著者・北野武が現代の道徳教育に疑問を投げかける本です。私自身「老人を大切に」というのは弱者を助ける感覚でしたが、北野は「何十年も働いて、税金を納めてきてくれた人」がいて今の日本がある感謝の気持ちだと。道徳とは自分自身の哲学なのだと気付かされ、自分の人生も勇気づけてくれます。

京大医学部で教える合理的思考

京大医学部で教える合理的思考
中山健夫著
[出版社] 日経ビジネス人文庫
[価 格] 864円

 京大の先生が根拠に基づく合理的思考法を伝授する『京大医学部で教える合理的思考』(中山健夫著、日経ビジネス人文庫・864円)。情報をうのみにせず、どう吟味するか……ギリシャ財政危機は本当に公務員が多いせい?といった具体例や豊富な医療現場での判断例から、短絡的に答えを出さない大切さを教えてくれます。

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