ジャーナリスト学校

■月刊Journalism

【2016年1月号のご案内】

 「Journalism」1月号は「混迷する世界、2016年を読み解く」を特集しました。

 年金受給者の約3分の1に一律3万円を支給するという大盤振る舞いとも言える政府案が昨年末に示されました。夏の参院選に向けての思惑が見え隠れします。

 アベノミクスの「新3本の矢」や「1億総活躍社会」は本当に明るい未来へとつながるでしょうか。昨年、混乱の中で成立させた安全保障法制は国民にどう影響するのでしょう。

 一方、世界に目を転じると、際限のないテロが続いています。その報復と言うべきシリアへの空爆が繰り返され、難民は各地であふれています。憎しみの連鎖が世界を覆ってしまうのではないかと危惧されます。日本もテロの恐怖にさらされるかもしれません。

 IT革命ではモバイル化という大波が来ています。人間社会のコミュニケーションを根底から変えてしまう大波かもしれません。こうした中、メディアは何を、どう伝えればいいのでしょうか。激動する2016年を展望しました。

2016年1月号の内容(目次)

Journalism2016年1月号表紙

[特集] 「混迷する世界、2016年を読み解く メディアの激変、新3本の矢の行方、安保、中東情勢、難民問題…」

 

◎ モバイル化で利用者同士が直接交流し
  IT革命はさらに激動の時代を迎える
高木利弘(クーロン株式会社取締役、マルチメディア・プロデューサー)
◎ 矛盾に満ち効果に乏しいアベノミクス
  それでも、なぜ国民は支持するのか?
井手英策(慶応大学教授)
◎ メディアは新年の門出を祝う前に
  昨年の憤怒を引きずらなければならない
武田砂鉄(フリーライター)
◎ 大切だけど、お金がかかる子育て支援
  夢をつむぐため、政治がすべきことは
駒崎弘樹(認定NPO法人フローレンス代表理事)
◎ 難民対策の根本に置くべき
  「人間の安全保障」の視点
長 有紀枝(立教大学教授、難民を助ける会理事長)
◎ ISの動向に世界が振り回された一年
  中東混乱の根源に域内対立の深刻化
酒井啓子(千葉大学教授)
◎ 「傲岸不遜な権力者」対「個人の尊厳」の
  対立軸こそが参院選のテーマになる
山口二郎(法政大学教授)
◎ 防衛省の対応に「報道統制」の兆し
  自粛の誘惑排し、知る権利を守り抜け
半田 滋(東京新聞論説兼編集委員)
◎ 2015年安保で大きなうねりをみせた
  参加民主主義を議会制民主主義に環流させる
五野井郁夫(高千穂大学准教授)
◎ 一見順調に見える日米関係だが
  深層では深く危機が進行している
冷泉彰彦(在米作家、ジャーナリスト)
◎ 政治・安全保障と経済・人的交流が相克し
  強靱でもあり、もろくもある日中関係
青山瑠妙(早稲田大学教授)
◎ 2020年東京五輪に向け、メディアは
  理念と現実の両面から問題に切り込め
石坂友司(奈良女子大学准教授)
◎ 国益中心の「教育改革」を乗り越え
  市民的自由と政治的自由を取り戻せ
佐藤 学(学習院大学教授)
〈連載〉 [ 政治をつかむ Essay on Politics ]
「安倍一強」の要因を野党も学び マニフェストの再活性化で再生を
与野党競い合う政治を今年こそ
牧原 出(東京大学先端科学技術研究センター教授)
〈新連載〉 [ 報道ディレクター入門 ㊤ ]
(足し算のテレビ、引き算の演出)
過剰になりがちなテレビのカメラワーク
技術より先に「伝えたいテーマ」が必要
若林邦彦(テレビ朝日 報道ステーション 統括エグゼクティブプロデューサー)
[ メディア・リポート ]
出版
小さな本屋を開く人たち――京都市の堀部篤史さんの挑戦
星野 渉(文化通信社取締役編集長)
ネット
パリ同時多発テロ事件をめぐり ソーシャルメディアも論議沸騰
高木利弘(クーロン株式会社取締役、マルチメディア・プロデューサー)
カラーグラビア
フォト・ジャーナリストの目
欧州めざす難民――ギリシャ領レスボス島から
写真と文=鈴木雄介
[朝日新聞全国世論調査詳報]
   2015年11月定例RDD調査
   2015年11月愛媛県民世論調査
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