ジャーナリスト学校

■月刊Journalism

【2016年3月号のご案内】

 「Journalism」3月号は「若者よ、ジャーナリストを目指せ!」を特集しました。

 マスメディアに関わる仕事というのは、あこがれの職業でした。人々の「知る権利」のために、何か事が起これば、国内はもとより、世界中を駆けめぐって取材し、報道するというエキサイティングな仕事だったからです。

 ところがいま、メディアが激変していて、10年後、20年後のメディアの姿が見えません。職業の選択において、将来の姿が見えないことに不安を持つ学生も多いでしょう。

 今号はそういう学生のみなさんに贈るマスコミ就活特集です。採用担当者の本音や、現在メディアで活躍している人たちが何を考えているかを知ることは、みなさんにとって、とても有用ではないかと考えました。

 中国古代に『史記』を著した司馬遷も、『東方見聞録』のマルコ・ポーロも、『三大陸周遊記』のイブン・バットゥータも、人々が知らないことを伝えたという意味ではジャーナリストです。いつの時代も真実を見極め、伝える人は必要です。どうです? ジャーナリストになってみませんか?

2016年3月号の内容(目次)

Journalism2016年3月号表紙

[特集] 「若者よ、ジャーナリストを目指せ!」

 

 〈採用担当者座談会〉
◎ 「メディアの環境が激変する中
  来たれ! 好奇心旺盛で足腰軽く
  デジタル発信を担う若者たちよ」
NHK・森谷誠市郎/日本経済新聞社・堤 和彦
読売新聞東京本社・伊藤 裕/中日新聞社・佐藤 幹
朝日新聞社・岡本峰子/〈司会〉水島宏明
◎ 報道界の主流 小さなNPO型集団に
  ニュースを掘り起こす職分、不変の価値
山中季広(朝日新聞特別編集委員)
◎ 若者に魅力ある新聞ジャーナリズムへ
  社会の複雑さをどう引き受けるかが課題
大石 裕(慶応義塾大学法学部教授)
◎ ネットを活用して地域から全国発信する
  ローカルジャーナリストという新しい選択
田中輝美(ローカルジャーナリスト)
◎ 既存の枠にとらわれず、新たな発想を
  「キャラ立てる」生き方が個性を生む
鈴木美潮(読売新聞東京本社メディア局編集委員)
◎ 日本の歪みを乗り越えるために
  自らの生物性と人間性を育んでほしい
久田徳二 (北海道新聞社編集委員)
◎ 声なき声を、掘り起こし、伝える
  時代を読み取る記事を書くのが記者の使命
仲村和代(朝日新聞記者)
◎ ネット時代でも記者の基本は変わらない
  もっと自由に、新しい価値を発信できる
石戸 諭 (BuzzFeed Japan 記者)
◎ 怒りも悩みも個人の言葉もみえない
  それでもマスコミで働きたいですか
稲垣えみ子 (元朝日新聞記者)
◎ 印刷メディアの新聞には未来がないが
  ジャーナリズムには未来がある
牧野 洋(ジャーナリスト兼翻訳家)
◎ 「伝えたいテーマ」を持つことが生命線
  ヤフーへの出向で見えた新聞との共通項
三重野 諭(西日本新聞社からヤフー株式会社へ出向中)
◎ デジタル化に本気ではない新聞社には
  かえってチャンスがあふれている?
中野克平(株式会社KADOKAWA アスキー・メディアワークス事業局)
◎ 異論にも耳を傾け、バランス感覚養って
  ―若手記者教育の現場からの報告
向井貴之(朝日新聞社ジャーナリスト学校記者教育担当部長)
◎ 「なぜ」という疑問を徹底的に追求し
  「自分で考え自分で判断できる記者」へ
上滝賢二(NHK放送研修センター専務理事)

3・11から5年の政治を考える
政治より先に変わりつつある国民意識
安倍政権とのズレ、野党は突けるのか
福山哲郎(民主党幹事長代理)
〈連載〉 [ 政治をつかむ Essay on Politics ]
政治への割り切れぬ想いを受け止め
読者とともに考えるコラムの世界
個性豊かで多面的な記者に期待
牧原 出(東京大学先端科学技術研究センター教授)
〈連載〉 [ 報道ディレクター入門 ㊦ ]
現場に必ずある「熱狂」「興奮」「情熱」
画面から滲み出させるのがテレビの仕事
若林邦彦(テレビ朝日 報道ステーション 統括エグゼクティブプロデューサー)
[ メディア・リポート ]
放送
戦後ジャーナリズム精神の「継承」に
失敗してきたことから再出発する
金平茂紀(TBSテレビ執行役員、「報道特集」キャスター)
出版
昨年の紙の出版物販売額は11年連続減
一方の電子出版市場は31%増
植村八潮(専修大学文学部教授)
ネット
機械が買い物までしてくれる
モノがつながるネットの世界
小林啓倫(日立コンサルティング 経営コンサルタント)
カラーグラビア
フォト・ジャーナリストの目
原発事故の
現実を切り取る
写真と文=渡辺幹夫
[朝日新聞全国世論調査詳報]
   2015年12月定例RDD調査
   2016年1月定例RDD調査
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