ジャーナリスト学校

■月刊Journalism

【2016年7号のご案内】        ≪7月8日発売≫

 「Journalism」7月号は 「どう報じる? 五輪・スポーツ」 「熊本地震3カ月」 を特集しました。

 ブラジルのリオデジャネイロで開催される五輪・パラリンピックは8月5日から始まります。東京大会も4年後に迫りました。

 ところが、リオ大会閉会式で、次回の開催都市である東京の首長に五輪旗を引き継ぐ儀式に出席する予定だった東京都知事の舛添要一氏が辞任するなど、スポーツ以外のところで注目を浴びることが多い昨今です。

 編集部ではリオ五輪・パラリンピック開催前に「五輪とスポーツ報道をじっくり考えてみよう」と企画したのが今回の特集です。放送権などビッグビジネスの面も持つスポーツ大会にメディアはどう関わっていくべきなのか。スポーツ報道とナショナリズムとの関係はどうあるべきか。プロ野球選手の賭博問題や障害者スポーツの取り上げ方など幅広く考えてみました。

 今回は第2特集として熊本地震を取り上げました。地震発生から今月で3カ月になりますが、余震の恐怖は消えていません。被災地からのリポートとともに、今回の地震の教訓など、貴重な論考が寄せられました。

2016年7月号の内容(目次)

Journalism2016年7月号表紙

[特集] 「どう報じる? 五輪・スポーツ」  
◎ オリンピック放送権は何の権利なのか
  多くは「メディア権契約」として締結
本橋春紀 (日本民間放送連盟業務部部長)
◎ メディアは五輪をどう伝えるべきか
砂川浩慶 (立教大学社会学部メディア社会学科教授)
◎ 矛盾までのみこんでいく五輪の魔力
  問われる開催国メディアの視座
稲垣康介 (朝日新聞編集委員)
◎ スキャンダルまみれの「東京2020」
  負のスパイラルから救う道はあるか?
森田浩之 (ジャーナリスト)
◎ 東京オリンピックで問われるのは
  国民国家の次の世界の姿ではないか
広瀬一郎 (東海大学国際教育センター教授)
◎ パラリンピック東京開催で増えた報道
  一大イベントで終わらせないために
荒木美晴 (ライター)
◎ プロ選手の「ライン」はどこにあるのか
  スポーツ記者自身に突きつけられた問い
森田久志 (日刊スポーツ新聞社編集局次長)
【インタビュー】
ストーリーと写真で描く手法は不変
ウェブとの両輪で読者ニーズに応える
松井一晃 (『Number』編集長)

 

[特集] 「熊本地震3カ月」  
◎ 報道は一過性でなく、次への備えに
  地震からの知恵が社会を鍛えていく
後田竜衛 (朝日新聞西部本社報道センター長)
◎ 地元の民放と共通スローガン
  「心ひとつ」に被災者に寄り添う
花木 弘(熊本日日新聞社編集局次長)
◎ ソーシャルメディア社会で求められる
  災害時の優先順位「情報トリアージ」
藤代裕之 (法政大学准教授)

 

【フランス同時多発テロのその後を見る】
パリの街が負った傷はなお癒えず
多文化精神の一方で、極右に追い風
熊谷 徹 (在独ジャーナリスト)
【新しいメディアを考える】
データの発掘と解析で新事実を発見する
米国のデジタルジャーナリズムを体感
西尾能人 (朝日新聞統合編集センター次長)
【日本の対外発信を考える】
日本語+6カ国語で発信して5年
ニッポンドットコムの挑戦と課題
原野城治 (前ニッポンドットコム理事長)
【「報道の自由度ランキング」を考える】
「国境なき記者団」の調査から見える
過去最低の「72位」の背景と問題点
鈴木秀美 (慶應義塾大学教授)
〈新連載〉 [ 伝える/伝わる 映像ジャーナリズム㊤ ]
▶ 取材者の4要件
誰もが撮れる時代、カメラマンは必要か
対象に寄り添いながらも俯瞰する
渡辺幹夫 (朝日新聞社ジャーナリスト学校主任研究員)
〈連載〉 [ 政治をつかむ Essay on Politics ]
矛盾する発言・政策、チームの綻び
壁に直面した3年半の安倍政治
「新しい局面」へと首相は跳べるか
牧原 出 (東京大学先端科学技術研究センター教授)
海外メディア報告
オバマ大統領の歴史的訪問
陰に大手メディアの慎重対応
冷泉彰彦 ( 在米作家、ジャーナリスト)
[ メディア・リポート ]
放送
歓迎一色の陰に隠れた出来事
メディアは責任を果たせたか
金平茂紀 (TBS「報道特集」キャスター)
新聞
「震災」は風化を拒否している
被災地の新聞が伝える使命とは
寺島英弥 (河北新報社編集委員)
出版
マーケティング力重視の出版界
営業出身のトップで業績回復
星野 渉 (文化通信社取締役編集長)
ネット
「会話」する人工知能の開発で
ビジネスや報道も変わる予感
高木利弘 (株式会社クリエイシオン代表取締役)
〈連載〉地方発「新刊・名著」
憲法を「自分事」にする試み
『教えて中馬さん! 幸せのための憲法レッスン』
(金井奈津子著) 北沢祐生 (朝日新聞長野総局記者)
カラーグラビア
写真家の目
舞踏家 麿赤兒の世界
写真=川島浩之 文=吉田純子
[朝日新聞全国世論調査詳報]
◎ 2016年3月全国郵送調査
   「いまの政治と憲法―参議院選挙を前に―」
<関連リンク>
バックナンバー一覧
定期購読のご案内
電子版のご案内