ジャーナリスト学校

■月刊Journalism

【2017年04号のご案内】        ≪4月10日発売≫

 「Journalism」4月号は 「トランプ時代のアジア地図」 を特集しました。

 米国のトランプ大統領は就任直後にTPP(環太平洋経済連携協定)の離脱を表明し、貿易不均衡について中国や日本を名指しで批判しました。

 また、国交のない台湾の蔡英文総統と電話会談し、中国と台湾がともに「一つの中国」に属するという中国側の原則に疑問を呈したかと思えば、習近平国家主席との電話会談では「『一つの中国』政策に従うことの高度な重要性を十分理解している」と述べるなど、揺さぶりとも思える外交を展開しています。

 そんな中、3月に日本、韓国、中国を訪問した米国のティラーソン国務長官は、米軍が北朝鮮の核関連施設を先制攻撃する「軍事手段」も含む新たな政策を策定していることを表明しました。

 経済、貿易、安全保障……。トランプ大統領のアジア政策はまだ見えてきていませんが、従来の路線からの脱却は間違いないようです。本号はトランプ時代にアジアはどうなっていくかを考えました。

2017年4月号の内容(目次)

Journalism2017年04月号表紙

[ 特集 ]「 トランプ時代のアジア地図 」
◎ < インタビュー >
  アジア覇権から撤退していく米国
  残るのは自国ファーストか地域秩序か
李 鍾元(早稲田大学アジア太平洋研究科教授)
◎ 中国牽制したオバマのマルチ外交
  トランプ外交の行方、三つの焦点
川島 真 (東京大学大学院教授)
◎ 「 春節の変 」 に始まったトランプ対中外交
  規制下のネット、一喜一憂が見え隠れ
ふるまい よしこ (中国・香港事情フリーランスライター)
◎ トランプ時代、日本がとるべき道は
  「 東アジア共同体構想 」 の復活
高橋浩祐 (ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー東京特派員)
◎ 日ロの相互不信は前向きな一歩
  トランプ政権成立後の世界とロシア
小泉 悠 (未来工学研究所研究員)
◎ TPPもトランプも 「 米国第一 」
  中国包囲網の幻想乗り越えてこそ
中野剛志 (評論家)
◎ 東南アジアとの関係深める中国
  トランプ登場で問われる指導力
舛友雄大 (財新国際新聞部研究員)
◎ 大国化した中国を 「 知る 」 ために
  先に 〝 目的 〟 持たず事実を伝える
吉岡桂子 (朝日新聞編集委員)
 
【 震災6年、原発と福島 】
福島原発事故は本当に津波が原因か
数多い未解明問題の傍ら、進む再稼働
田中三彦 (科学ジャーナリスト)
【 日中シンポジウム報告 】
ありのままに伝えることが重要
相互信頼の深化にメディアの役割
音好 宏 (上智大学メディア・ジャーナリズム研究所長)
◇日本側調査
  中国への関心、接触の頻度と質がカギ
  渡邊久哲 (上智大学教授)
◇中国側調査
  対日イメージ 「 歴史問題 」「 尖閣 」 が上位
  李 双龍 (復旦大学教授)
【 英国保育士が見たイギリスとトランプ 】
ブレグジットを選んだ英国人の
トランプ大統領への醒めた視線
ブレイディ みかこ (ライター、保育士=英国在住)
【 熊本地震1年 支援団体、自治体、メディアが合同研修会 】
情報トリアージ、弱者への視点…
今の災害報道で必要なこととは
吉田貴文 (朝日新聞社ジャーナリスト学校主任研究員)
 〈 新連載 〉 記者講座 ウェブ記事のトリセツ ㊤ 
▶読まれるためのコツ
膨大な情報の中で目立つには
見出し・写真・文字数の正解
奥山晶二郎 (朝日新聞「withnews」編集長)
海外メディア報告
中東はトランプをどう受け止めるか
メディアの報道にみる建前と本音
川上泰徳 (中東ジャーナリスト)
[ メディア・リポート ]
新 聞
震災7年目を地元目線で見続ける
地域紙が果たすジャーナリズムの力
藤森 研 (専修大学文学部教授)
放 送
ポピュリズムへの導火線でいいのか
森友、豊洲めぐる「劇場型」報道
堀 潤 (NPO法人 8bitnews代表)
出 版
雑誌の部数減で出版輸送が先細り
改革迫られる出版流通の仕組み
星野 渉 (文化通信社取締役編集長)
ネット
米欧、アジアの諸国で続く激震
グローバル市場と国家の間に逆断層
高木利弘 (株式会社クリエイシオン代表取締役)
カラーグラビア
大空を翔ける─福岡聖子の世界
写真=福岡聖子ほか 文=徳山喜雄
[ 朝日新聞全国世論調査詳報 ]
◎ 2017年2月福島県民世論調査
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