ジャーナリスト学校

■月刊Journalism

【2017年06号のご案内】        ≪6月12日発売≫

 「Journalism」6月号は 「『 安倍1強 』 を斬る 」 を特集しました。

 

 安倍首相は5月3日の憲法記念日に、憲法改正を求める集会にビデオメッセージを寄せ「2020年を新しい憲法が施行される年にしたい」と発言しました。「安倍1強」と言われる政治情勢から憲法改正に自信を見せました。

 

 自民党は3月5日の党大会で、総裁任期をいまの「連続2期6年」から「連続3期9年」に延長する党則改正を決定しました。安倍首相はこのままいけば来年9月の総裁選で3選し、2021年9月まで政権を担当することができるようになりました。世論調査の内閣支持率も堅調で、対抗しうる勢力も自民党内には見当たらず、森友学園問題や加計学園問題で大きな進展がない限り、「安倍1強」は続くと見られています。

 

 1989年のリクルート事件以来、政治とカネの問題や、政権交代ができる体制を実現すべく、小選挙区の導入や政党交付金の創設など政治改革を進めてきた結果が現状です。これで本当にいいのでしょうか。本号では政党政治のあるべき姿を考えました。

2017年6月号の内容(目次)

Journalism2017年06月号表紙

[ 特集 ]「 『 安倍1強 』 を斬る 」
◎ 支持率が如実に示す 「 1強 」 の姿
  参院選を巧みに避ける安倍カラー法案
逢坂 巌 (駒澤大学法学部准教授)
◎ 本当の狙いは国民の総動員体制作り
  安倍流・新ナショナリズムの 「 正体 」
伊藤智永 (毎日新聞編集委員)
◎ 政党政治の本質的な危機の芽は
  「 社会をつなぐ力 」 の弱まりにある
飯尾 潤 (政策研究大学院大学教授)
◎ 民主主義と不可分な野党の存在
  「 1強 」 打破に向けて政治を怠るな
吉田 徹 (北海道大学教授)
◎〈 インタビュー 〉
◇小選挙区制を使い切っていない
  問われるのは国会議員の人間力
  大島理森 (衆議院議長)
◇野党共闘は 「 幅 」 で一致点見出す
  区割り法案成立後に一気に動く
  安住 淳 (民進党代表代行)
◇がらがらと崩れる立憲主義
  「 別の選択肢 」 示し、政治を変える
  志位和夫 (共産党委員長)

 

【 天皇の退位をめぐる有識者会議 】
想定外の報道、宮内庁の胎動 ……
座長代理が体験した7カ月の真相
御厨 貴 (東京大学名誉教授)
【 米大統領選から見える深い溝 】
アメリカを分断する
白人貧困層の怒りと悲しみ
矢口祐人 (東京大学大学院総合文化研究科教授)
【 ニュース翻訳を考える 】
トランプ語が突きつけた課題
2言語併記ルール化の検討も
松下佳世 (国際基督教大学教養学部准教授、会議通訳者)
【 ペルージャ・ジャーナリズム祭報告 】
注目は「フェイクニュース」への対処法
国家権力の情報操作とどう戦うかも議題
小林恭子 (在英ジャーナリスト)
【 森友学園問題を考える 】
きっかけは支局への1本の電話
財務局の非公表こそが疑惑呼ぶ
吉村治彦 (朝日新聞大阪社会部記者)

 

 〈 連載 〉 記者講座 ウェブ記事のトリセツ ㊦ 
▶記事の目的
大事だと伝わるように発信する
数字から見えるメディアの役割
奥山晶二郎 (朝日新聞 「 withnews 」 編集長)
海外メディア報告
選管が世論調査の自粛を要請
選挙続くカンボジアの行方は
木村 文 (ジャーナリスト)
[ メディア・リポート ]
新 聞
気になる復興庁記者会見のその後
質問で締め出す当局に歯止めを
猪股征一 (信濃毎日新聞監査役)
放 送
町民の声を伝え続けた6年間
宮城 「 りんごラジオ 」 が放送終了
市村 元 (「地方の時代」映像祭プロデューサー、関西大学客員教授)
出 版
紙も電子も自由に読む世代の誕生
学校図書館での電子書籍利用調査から
植村八潮 (専修大学文学部教授)
ネット
新SNS 「 マストドン 」 登場
ゆるやかネットワーク形
小林啓倫 (アクセンチュア株式会社金融サービス本部マネジャー)
カラーグラビア
写真家の目
戦火の跡に生きる
シリア・アレッポの現在
写真と文=矢木隆晴
[ 朝日新聞全国世論調査詳報 ]
◎ 2017年4月東京都民世論調査
◎ 2017年4月定例RDD調査
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