ジャーナリスト学校

■月刊Journalism

【2017年08号のご案内】        ≪8月10日発売≫

 「Journalism」8月号は 「 沖縄の『いま』を語る 」 を特集しました。

 

 復帰45年を迎えた沖縄ですが、国土のわずか0.6%に、米軍専用施設の7割があるという米軍基地の過重負担が続き、朝日新聞などの県民世論調査では54%の県民が基地の集中を「差別」と感じています。

 

 20年間もめてきた米軍普天間飛行場の移設問題では4月25日、国による名護市辺野古沿岸での護岸工事が強行されました。県議会は、県が工事の差し止め訴訟を起こすことを賛成多数で可決しました。国との対立は再び法廷の場に持ち込まれます。

 

 本土では、ネットを中心に「嫌沖縄」の声があり、人種差別的表現を含んだ番組「ニュース女子」も問題となりました。沖縄は正しく伝えられていないのではないでしょうか。

 

 それでも沖縄・本土を問わず、真剣に考えている人たちがいます。沖縄では若い人たちが新たな活動を始めています。経済もかつてないほど好調です。そんな現状を報告します。沖縄について考えてみませんか。

 

2017年8月号の内容(目次)

Journalism2017年08月号表紙

[ 特集 ]「 沖縄の『 いま 』を語る 」
◎ なお完了せぬ沖縄の日本復帰
  「 はてしなき過程 」 を前進するために
高良倉吉 (琉球大学名誉教授)
◎ 現地から見た基地の真相と深層
  メディアに突き付けられる課題は
松元 剛 (琉球新報読者事業局次長)
◎ 〝 沖縄 〟 のデマ報道、BPOの制御困難
  「 ニュース女子 」 が開けたパンドラの箱
水島宏明 (上智大学文学部新聞学科教授)
◎ 本土に広がる 「 沖縄疲れ 」 の空気
  「 怒り 」 で見逃された日本の事実
木村 司 (朝日新聞東京社会部記者)
◎ 沖縄を見る目は右も左も思い上がりだ
  「 本土の人間 」 として反省を込めて思う
中川淳一郎 (ネットニュース編集者)
◎ 埋めるべき溝、沖縄内部に
  若い世代と真摯に対話を
仲村清司 (作家、沖縄大学客員教授)
◎ 観光、IT、物流、かつてない好景気
  欠かせない 「 基地依存 」 誤解の解消
照屋剛志 (沖縄タイムス編集局政経部)
◎ 手榴弾を囲んだ家族、そして土地は奪われ
  植民地・沖縄を前に、日本人の選択は?
親川志奈子 (沖縄大学・沖縄国際大学非常勤講師)
◎ <インタビュー>
  「 ゆんたく 」 で溝を埋める
  修学旅行生と平和教育
国仲 瞬 (がちゆん社長)

 

【 上智大シンポジウム報告 】
 報道の自由と記者をどう守るか~国連特別報告者ケイ氏招き議論~
「 ジャーナリストが直面する危機とその保護 」
危険回避のためには協力が必要
植木安弘 (上智大学総合グローバル学部教授)
「 報道の自由とジャーナリズムの課題 」
「 客観報道 」 を超えたストーリーを
音 好宏(上智大学文学部新聞学科教授)
【 読者との新しい関係を考える 】
ネット時代こそ強まるイベント力
記者が議論のガイド役となる時代
藤 えりか (朝日新聞「GLOBE」記者)

 

 〈 連載 〉 記者講座 経済記事の掘り起こし方 ㊥ 
▶金融市場に目をこらす
民間担当と協力し、地べたをはう取材
経済情報の最先端に触れるチャンス
橋本幸雄 (朝日新聞東京本社経済部次長)
 〈 連載 〉 政要事情 ― 若手研究者の目(2) 
新しい政策決定のかたち?
―― 有識者会議の真の問題
佐藤 信 (東京大学先端科学技術研究センター助教)

 

海外メディア報告
連携してシリアの戦争報道を担う
市民ジャーナリストと人権組織
川上泰徳 (中東ジャーナリスト)

 

[ メディア・リポート ]
新 聞
忘れてしまうには、重大すぎる疑惑
政権ののどに刺さり続ける森友、加計
藤森 研 (専修大学文学部教授)
放 送
省内メモと文書管理の 「 リアル 」
経産省官僚が語った本音とは
堀 潤 (NPO法人8bitnews代表)
出 版
AIが進化する社会でも求められる
人間の思考を鍛えてくれる読書
福嶋 聡(ジュンク堂書店難波店店長)
ネット
テクノロジー企業は 「 邪悪 」 になるな
ユーザーのデータを秘密に利用
藤村厚夫 (スマートニュース執行役員)

 

カラーグラビア
写真家の目
「 基地の島 」 背負わされ
戦世 ( いくさよ ) を強いられる沖縄
写真と文=豊里友行

 

[ 朝日新聞全国世論調査詳報 ]
◎ 2017年5月定例RDD調査
◎ 2017年6月定例RDD調査
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