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この記事を手がかりに

 大空へ、国産旅客機再び MRJ初飛行
 YS11から半世紀
  ★学習のポイント★
          大阪市立昭和中学校・植田恭子
        (朝日新聞社発行 2015年11月11日付 夕刊 1ページ・見出しは東京本社版)


 「見よ、今日も、かの蒼空に 飛行機の高く飛べるを」これは、石川啄木の「飛行機」という詩の一節です。蒼い大空を飛ぶ飛行機は、さまざまな思いをのせて今日も飛行しています。
 2015年11月11日「MRJ」の初飛行は、多くの人の期待と夢をたくさん乗せて、約1時間半にわたる初飛行を無事終えました。

 今回は、国産旅客機「MRJ」初飛行の記事を手がかりに考えていきましょう。

 ◎ 学習のポイント ◎

①「MRJ」とはどんな飛行機
 国内初の小型ジェット旅客機「MRJ」が初飛行に成功しました。日本の航空機産業の復活に向け、大きな期待がよせられています。「MRJ」とはどのような飛行機なのでしょう。機体の写真を見て、あなたはどのような印象をもちましたか。
 機体、エンジン、主翼、尾翼はどうでしょう。重要な他の航空機と比較するものさしとして、大きさ、座席数、巡航速度、価格、航続距離なども考えられますね。一番の特徴、ライバル機との違いはどこにあるのでしょうか。「MRJ」に関する以下のWebページ を読んでみましょう。初飛行映像も見ることが出来ます。
  http://www.flythemrj.com/j/
  http://mhi.co.jp/

②日本の航空機の歴史
 戦前は軍用機を中心に年間2万5000機という隆盛を極めた日本の航空機産業も、敗戦に伴い航空機開発が禁止され、停滞することになりました。1962年にプロペラ機「YS11」の初飛行はありましたが、今回の国産初の小型旅客機の初飛行に、日本の航空機産業の復活に向けての大きな期待がかかっています。
 戦前から「YS11」、そして「MRJ」までの航空機産業の歴史について調べ、図表化してみましょう。なぜ「MRJ」の開発に長い年月がかかったのでしょうか。
 また「美しい飛行機を作りたい」と言っていた航空技術者、堀越二郎はどのような人物であったのか。調べてみましょう。
  https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A0%80%E8%B6%8A%E4%BA%8C%E9%83%8E

MRJの最先端技術
 『ジェット旅客機をつくる技術』(サイエンス・アイ新書)の著者である航空評論家青木謙知氏は、「MRJ」について「手すりがついているバリアフリーのトイレや客室内のLED照明などに日本らしさが出ており、ライバル機に比べて燃費など経済性も良い」と評価しています。
 国産旅客機といっても、「MRJ」の主要部品は約100万点。エンジンや操縦システム、コックピットはアメリカ製、全体の7割が海外という現状だそうです。旅客機自体が国際分業によって製造されているようですが、「MRJ」の部品の国産化は進むのでしょうか。

MRJの今後について調べよう。
 「MRJ」の成功でこれから何が変わるのでしょうか。どのような影響があるのでしょうか。考えてみましょう。海外の反応についても調べてみましょう。
 「MRJ」は世界市場ではどのように評価されているのでしょうか。世界へ市場を広げていくには、サポートも含めた信用を獲得していくことがカギであるようです。飛行機は常にサポートが必要で、修理も含めたメンテナンスをいかに確立が大きな課題だと言われています。乗り越えないといけない課題は山積のようですが、大きな一歩を踏み出したことに間違いはないようです。今後の動向を見守っていきましょう。

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