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 「カラス侵入禁止」警告文、なぜか効果
 大槌の東大研究施設、今年3年目
  ★学習のポイント★
          信州大学教授・小山茂喜
        (朝日新聞社発行 2017年 5月12日付岩手版20P、5月16日夕刊11P)


 季節の風物詩であるツバメの巣作りが、建物の軒でせっせと始まりました。巣の下は、ツバメのフンで大変なことになるのですが、昔から農家にとっては米の害虫を食べてくれることなどから大切にされ、「フン害」も大目にみられていると思います。ところが、紙面のようにカラスになると、一転して人々は「被害」として対策を考えています。この記事を参考に、人と動物とのかかわりを考えたり、カラスの習性などを調べたりしてみましょう。


 ◎ 学習のポイント ◎

(1)カラスが来なくなった理由は?
 見出しは「『カラス侵入禁止』警告文なぜか効果」です。カラスが警告文を読んで来なくなったかのようにも思えますが、記事をよく読んでみると、来なくなった理由はちがうようです。カラスが来なくなった理由を確認して、自分だったらどんな見出しを付けるか考えてみましょう。学校や家で、見出しについて話し合ってみると、いろいろな意見が出ておもしろいと思います。

 

(2)カラスによる被害を調べてみよう
 カラスの行動を「被害」と私たちが思うのはなぜかを、考えてみましょう。
 まず、カラスの行動による被害には、どのようなものがあるのかを調べ、次になぜ「被害」と思うのかを考えてみましょう。最近は、「鳥獣被害対策」ということばも使われることも多いので、他の鳥や動物の場合について調べてみることも大切です。\

 

(3)カラスの賢さを調べてみよう
 よくカラスは賢い、頭が良い、記憶力が良いといわれますが、なぜ、そういわれるのか、具体的なカラスの行動について、図鑑やインターネットで調べてみましょう。同時に、カラスの行動の特性を活用した「被害」を防ぐ方法について調べてみると、よりカラスのことがわかると思います。身近にいるカラスの行動を、実際に観察してみると、おもしろい発見があるかもしれません。

 

(4)カラスとの共存を考えてみよう
 カラスを害鳥と考えるだけでなく、どのようにしたら共生できるかも考えてみましょう。カラスの習性や能力をうまく利用すると、害鳥という発想だけでなく、有益な鳥となることもあるかもしれません。

<参考>
・生態知ってカラス対策 (2016年9月16日朝日新聞デジタル)
  http://digital.asahi.com/articles/DA3S12561364.html
・(ひらけ!進路・新路・針路)カラスの能力、解き明かせ(2017年1月15日朝日新聞デジタル)
  http://digital.asahi.com/articles/DA3S12748238.html
・環境省自然環境局「都会のカラス その被害と私たちにできること」
  http://www.env.go.jp/nature/choju/docs/docs5-1a/
・環境省自然環境局「自治体担当者のためのカラス対策マニュアル」
 ※資料編にカラスの生態・行動についてのQ&Aがあるほか、参考図書も紹介されています
  http://www.env.go.jp/nature/choju/docs/docs5-1b/

 

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