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80歳、最高齢で最高峰 三浦さん、エベレスト登頂

5月23日付夕刊1ページ 1総合

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エベレスト山頂で23日、次男の豪太さん(右)と旗を掲げる三浦雄一郎さん=ミウラ・ドルフィンズ提供

 冒険家の三浦雄一郎さん(80)が23日、世界最高峰エベレスト(8848メートル)の登頂に成功し、エベレスト登頂の史上最高齢記録を4歳更新した。三浦さん本人らから、東京にある三浦さんの事務所に連絡が入った。

 三浦さんのエベレスト登頂は3度目。いずれも年齢との戦いでもあった。2003年は70歳で初登頂し、当時の最高齢記録となった。75歳の08年が2度目。この時は、直前に76歳のネパール人が登頂していた。

 「夢を見ること、チャレンジすることが私のテーマだと思っている」。尽きぬ挑戦への意欲について、3月の会見でこう語った。

 8千メートルを超す高所は、ただでさえ過酷な世界だ。三浦さんは、75歳のエベレスト遠征前には、不整脈の治療を2度受けて臨んだ。3度目の今回も2度の治療をした。そのうえで、出発前、低酸素室での高所順化トレーニングを行った。3月下旬に出国し、4月中旬に標高5300メートルのベースキャンプ(BC)に入った。ここを拠点に高所に体を慣らして登頂に備えた。

 今月16日、BCを出発してアタック態勢に入った。次男でスキー・モーグル元五輪代表の豪太さん(43)らと一緒に、1週間余りかけて夢の頂に立った。

 三浦さんは、1966年に富士山をスキーで直滑降。70年、エベレストの8千メートル付近からスキー滑降した。85年には7大陸最高峰のスキー滑降も達成した。

 ●「世界最高の気分」

 <三浦雄一郎さんの話> 世界最高の気分です。80歳でまさか(頂上に)着くとは思わなかった。人生これ以上ない。80歳でも人生まだまだいける。

 ヒマラヤの素晴らしい景色が眼下に見える。頑張って頑張ってたどり着きました。

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