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合計372歳、みんな元気 ぎんさんの娘4姉妹、長寿の秘訣は

藤沢市立大庭中学校・有馬 進一

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 最近、ぎんさんの娘4姉妹の暮らしぶりがテレビなどで紹介されて話題になっています。親譲りのユーモアあふれるトークも、さらにパワーアップしているようです。

 「きんさん・ぎんさん」が流行語大賞に選ばれてから、もう20年余りが過ぎましたが、この記事を読むと、軽妙洒脱(けいみょうしゃだつ)なお二人の掛け合いが思い出されます。ひょっとして、長寿の秘訣は、この「おしゃべり」にあるのかもしれませんね。添えられている笑顔の写真からも長寿のヒントが得られそうです。

 今回は、記事の中見出しをキーワードに、「長寿の秘訣」について考えてみましょう。

 また、「人生100年」の長寿時代を迎えつつあると言われます。それに伴って、「健康年齢」とか、「クオリティ・オブ・ライフ」などもよく話題にのぼるようになりました。ただ長生きするだけでなく、健康で充実した人生をどう過ごすかが問われています。

 (より詳細な記事。会員登録が必要です)
 朝日新聞デジタル 「合計372歳、お達者秘訣は―記者・川村真貴子が探る」
 http://digital.asahi.com/articles/NGY201302070049.html?ref=comkiji_redirect

(参考図書)
 『ぎん言 ―ぎんさんが娘4姉妹に遺した名言―』(綾野まさる著、小学館)
 『長さではない命の豊かさ』(日野原重明著、朝日文庫)
 『人生百年 私の工夫』(日野原重明著、幻冬社)
 『十歳のきみへ ―九十五歳のわたしから』(日野原重明著、冨山房インターナショナル)

 ●学習のポイント

 (1)「自分のことは自分でなさる」

 この「自分」とは誰を指しているのでしょう。いくつになっても、自分のことを自分でこなすことは、長寿とどのような関係があるのでしょう。思いつくことを箇条書きにまとめてみましょう。

 (2)「安い肉は食べれんが、高級なら」

 贅沢ともとれる一言です。歳をとるにしたがって、一般に菜食主義のような生活になるように考えられていますが、長寿に肉は欠かせないともとれます。そのわけを考えてみましょう。

 (3)「新聞、毎日声を上げて読んどる」

 新聞記事を声に出して読むことは、東北大学加齢医学研究所の川島隆太教授の著書『脳を鍛える大人の音読ドリル』でも紹介されています。「脳トレ」を推奨されている先生です。脳にどのような好影響があるのか調べてみましょう。

 国語教育の大家・大村はまさん宅を訪ねたときのことを思い出します。当時92歳でしたが、新聞を2紙とっていました。声に出して読んでいたかどうかは、今となっては知るよしもありませんが、たゆまぬ情報収集活動を伺い知ることができました。

 (4)「しゃべって、笑っとるんが一番」

 「笑う門には福来たる」と言いますが、笑いの大切さは気分を高揚させるだけでないようです。千多代さんが「もっとしゃべらないとぼけるよ。」と言っています。会話の少ない一人暮らしの老人は認知症になりやすいことから、話すことがぼけ防止に効果があると考えられます。4姉妹のおしゃべりには、どのようなメリットがあるのでしょう。

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