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(3月22日付天声人語) 「ラジオの力」、再び

大阪市立昭和中学校・植田 恭子

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 「サラダ記念日」といえば俵万智さんの歌集ですが、1年365日、毎日なんらかの記念日といえます。祝日だけでなく、○○の日は数えきれないくらいあります。なかでも誕生日は、あなたにとって、この世に生を受けた、かけがえのない大切な日ですね。

 今回は、3月22日の放送記念日について書かれたこの記事、天声人語をもとに考えていきましょう。

 (1)放送記念日とはどんな日

 3月22日の天声人語からも、1925(大正14)年に日本最初のラジオ放送がはじまったことがわかりますね。「新メディア」である「ラジオ」が、「国策の宣伝を担う」ことになったのは、どのような背景があり、どのような「国策の宣伝」をおこなったのでしょうか。当時のラジオ放送について調べてみましょう。

 ちなみに今とは違い、「ラジオ」ではなく「ラヂオ」と表記されていました。「放送記念日」とは別に「テレビ放送記念日」というのもあります。こちらについても由来などを調べてみましょう。

 (2)さまざまな記念日

 では、今日は何の日でしょう。それぞれの記念日には必ず由来があります。あなたが生まれた日はどんな日だったか調べてみましょう。生まれた日の新聞を読んでみるのもいいですね。

 たとえば、6月19日は桜桃忌、太宰治の忌日です。3月11日は、多くのかたの命が奪われ、今なお行方不明のかたがたくさんおられるという現実と向き合い、わたしたちに何ができるかを考え続ける日として、考え続ける日でなければいけないと思います。

 時には立ちどまって、過去を振り返り、今を見つめ、未来へ見通しをもちたいものです。

 (3)ラジオというメディア

 さまざまなメディアがありますが、ラジオの特性について考えることは少ないですね。メディア社会における「ラジオ」について考えてみましょう。

 他のメディアとの違いはどこにあるのでしょうか。「盛衰を経たラジオの実力が、震災で見直された」とあるように、他のメディアにはない力が、ラジオにはあります。「震災で見直された」とはどういうことでしょうか。調べてみましょう。

 テレビも新聞も、携帯電話もパソコンもない状況で、ラジオを視聴してみましょう。ラジオの特性を実感できるでしょう。

 そもそもメディアとは何でしょうか。さまざまなメディアの歴史を調べ、それぞれのメディアの特性について整理しましょう。

 (4)ラジオ番組作りに挑戦

 新聞づくりをしたり、ブログを書いたりとだれもが情報の発信者になることができますね。ラジオ番組つくりに挑戦してみませんか。「音」だけの世界ですから、映像メディアとは違い、取り組みやすいかと思います。ただし、音声だけで、あなたが伝えたいことを、聞き手に届けないといけないわけですから、シンプルなメディアではありますが、かなりハードルは高いですね。

 10分程度のラジオ番組をつくってみましょう。テーマを決め、シナリオを書き、効果音なども考え、録音しましょう。校内放送で流して、みんなから評価してもらうのもいいでしょう。映画「ラヂオの時間」(三谷幸喜監督)をご覧になられたかたも多いかと思います。番組づくりの裏側を垣間見ることができますね。

 「民法ラジオの日」という記念日もあります。3月3日がその日で、全国の民放ラジオ100局が統一キャンペーンを行っています。ラジオのもつ力を考えてみましょう。

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