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理想は旅行 現実TV/遊びはいま 本紙世論調査

大阪市立昭和中学校・植田 恭子

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 「遊」という漢字は、「ゆっくり道を行く、ひいて遊ぶ」(『角川新字源』角川学芸出版)意を表しています。「遊ぶ」ということの意味や遊びの理想と現実などについて考えたことはありますか。朝日新聞の調査によると、日々の生活の中での、遊ぶことを重要だととらえている人の割合はかなり高いようですね。

 今回は日本人の「遊び」は今、どうなっているかという世論調査結果についての記事を手がかりに考えていきましょう。

 (1)データを読み解く

 「よくやっている遊び」と「お金や時間に余裕があれば、やってみたい遊び」を同じ25の選択肢から選んでもらった意図はどんなところにあるのでしょう。データをもとに作成された図表を読み解き、どのようなことが言えるのかを書き、友達と交流しましょう。

 今回の世論調査の調査方法について確認しましょう。世論調査はさまざまな方法で実施されます。調査の対象、実施時期や有効回答。回答率などはどうでしょうか。

 個別の面接調査以外にどのような調査方法があるかについても調べてみましょう。詳しい集計表と解説については、別に掲載されるようですから興味がある人は読んでみましょう。

 (2)玩具のいろいろ

 「遊び」というと一番に思い起こすのは、やはり「玩具・おもちゃ」ではないでしょうか。「持ち遊び」が「もちゃそび」に「もちゃ」になり、接頭語の「お」がつきました。もともとは幼児語であったようです。(『身近なことばの語源辞典』西谷裕子・小学館)

 あなたの小さい頃、お気に入りのおもちゃは何でしたか。どうして気に入っていたのか。覚えていますか。お家の人に話を聞いてみましょう。

 知育玩具もたくさんありますね。対象年齢が書かれているものもありますので調べてみましょう。世界のおもちゃにはどのようなものがあるのでしょうか。こちらも調べてみましょう。調査では、昔からある10種類の遊びが選択肢としてあげられていますね。あなたはいくつ遊んだことがありますか。

 (3)遊びを生み出す

 新聞紙面には専門家の分析が載っています。「従来の遊びでは、ハンディを自分たちで考えたり、状況に応じて自由にルールを変えたり、という工夫ができる。そういう中で学ぶことも大きい」と千葉大学の藤川大祐教授は述べています。

 はじめて出会った人同士でも、打ち解けられる遊びを考えてみましょう。人見知りの人でも、自然とゲームのなかで、交流が出来る遊びがあるといいですね。

 遊びをルーツに生まれた言葉はたくさんあります。同じことの繰り返しで決着がつかないこと「いたちごっこ」も遊びから生まれた言葉です。ほかにも「首っ引き」「竹馬の友」「振り出しに戻る」などさまざまあります。「遊び」の奥は深いですね。

 (4)玩具の創作

 おもちゃの材料はさまざまです。日本のおもちゃと海外のおもちゃではどう違うでしょう。国によっての違いはどこにあるでしょうか。よく似たおもちゃはあるでしょうか。

 新聞を使っても、おもちゃを作ることが出来ます。新聞紙があれば、いろいろ遊べますね。お金をかけなくても十分楽しめます。小さい子どもは、新聞紙を破った時の「びりびり」という音が大好きです。まるめてボールを作るだけでも立派なおもちゃですが、新聞紙のタワー、新聞紙のかぶとなど挑戦してみましょう。

 『ぶぶんぶんぶんしんぶんし』(福音館書店)など新聞をテーマにした絵本もたくさんあるので読んでみましょう。

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