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災害時に役立つ身近なものは?

信州大学教授・小山 茂喜

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 1923年に起きた関東大震災の教訓を生かすということで、9月1日は防災の日でしたが、みなさんの周りでは防災訓練など、行われましたか?

 災害は、いつ・どのような形で発生するか、予想することができません。今回の記事も参考に、いざという時に、備えて日ごろから用意したり、訓練しておいたりすることが大切ですね。

 1.学習のポイント

 (1)食料チェック

 まずは、自分の家に非常食が確保されているかチェックしましょう。特別に非常用の食料を買いそろえるというよりは、水なども含めて、ふだんの生活の中で食べているもので、災害で電気やガス、水道が使えなくてもすぐに食べられるものや、お湯さえわかせるようになれば作れるカップ麺やレトルト食品などが適しています。それに飲みものも必要です。自治体も、最低でも3日分は用意して、と呼びかけています。こうしたものを数日間食べつなぐことができるように用意しておくことが肝心です。

 (2)ランプをつくってみよう

 ろうそくやランタンなどを備えている家庭も多いと思いますが、いざというときに備えて、記事に取り上げられているランプを作ってみましょう。いざ災害が発生したときには、解説書、説明書などないのが当たり前ですから、頭で理解しているだけで実際に体験していないと、作ることができません。

 あと、マッチなど火を起こすものも用意しておきましょう。

 (3)カレー皿をつくってみよう

 ランプ同様、カレー皿もつくってみましょう。

 新聞紙や段ボールを活用して、これ以外にどんなものがつくれるかも考えてみましょう。

 (4)火を起こせるように

 現代社会では、日常生活の中で火を起こすということがなくなってしまいました。しかし、災害時はご飯をたく、暖をとる、明かりをとるなど、さまざまな場面で、まず、火を起こすことが必要になります。みなさんはマッチをちゃんとつけられますか。マッチひとつから、火をきちんと起こせるように、日ごろから訓練しておくことも大切です。

 2.発展学習として

 災害などの非常時は、日常のような感覚で、「○○がないからできない」ということを言っていても始まりません。記事に、レジ袋は三角巾やバケツ代わりと書かれています。身のまわりにあるもので、何が代用できるかふだんからから考えておくことも大切ですね。ポイントは、どのくらい機転を利かせることができるかです。

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