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伊豆大島の台風被害、実状と防災を考える

聖心女子学院初等科・岸尾 祐二

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 台風26号で大きな被害を受けた伊豆大島の写真を見て、大きな驚きと恐怖を感じました。

 今回の記事が掲載されている10月22日の朝刊段階では、死者28人、行方不明18人とされています。東京都でこれだけの台風被害があったことは私の記憶にはありません。今回の伊豆大島での台風被害の実状と防災についてしっかり考え記憶に留めておき、日常の防災意識を高めたいものです。

 記事を手がかりに、伊豆大島での被害、伊豆大島とは、警戒情報、自然災害を防ぐについて調べたり考えたりしてみましょう。

1.伊豆大島での被害を調べよう

 台風26号は伊豆大島に大きな被害をもたらしました。記事には「お父さん、いつ帰ってくるの」という見出しがあります。この記事からある家族の思いを読み取りましょう。そして、伊豆大島全体でどのような被害があったのか、10月16日夕刊以降の記事から読み取ったり、ホームページで調べたりしましょう。

  朝日新聞デジタルには「台風被害の伊豆大島」というコーナーがあります。

 参考にしてください。
http://www.asahi.com/topics/word/%E5%8F%B0%E9%A2%A8%EF%BC%92%EF%BC%96%E5%8F%B7.html?ref=com_keyw

2.伊豆大島とはどのようなところなのか調べよう

 かつて夏に伊豆大島を訪ねたことがあります。首都圏の海に比べきれいな海の印象が残っています。三原山や製塩所の見学もしました。自然に恵まれた素敵なところとずっと思っていました。しかし、三原山が噴火を繰り返し、火山灰が表層に積もっている地形には大きな危険がありました。その危険性を私は全く考えたこともありませんでした。伊豆大島とはどのようなところなのか調べてみましょう。

「東京都大島町公式サイト」が参考になります。
http://www.town.oshima.tokyo.jp/map/

3.警戒情報が役に立ったのか調べよう

 記事に「警戒情報6時間滞る」と見出しがあり、「台風26号の大雨による伊豆大島(東京都大島町)の土石流被害で、都が土砂災害の危険を伝えるファクスが町担当者の手元に届いていないことを知りつつ、担当者に危険を伝えられない状態が約6時間続いていたことが分かった。」と書かれています。ここでの警戒情報は土砂災害警戒情報のことです。土砂災害警戒情報とは何でしょうか。そして、今回大島町にはなぜ土砂災害警戒情報がすばやく伝わらなかったのでしょうか。本文を読み取ると共に、ウェブサイトなどで調べてみましょう。土砂災害警戒情報に関しては気象庁のウェブサイトが参考になります。

「気象庁 土砂災害警戒情報」
http://www.jma.go.jp/jp/dosha/

4.自然災害を防ぐことを考えよう

 2013年も日本や海外の各地で自然災害が多く見られました。かつて、雲仙普賢岳の火砕流(1991年)、阪神大震災(1995年)、奄美大島豪雨(2010年)、東日本大震災(2011年)など忘れてはいけない自然災害がたくさん起こっています。各地で起こる自然災害を防ぐにはどのようなことができるのか、考えてみましょう。次のウェブサイトを参考にしてください。

国土交通省「自然災害対策」
http://www.mlit.go.jp/hakusyo/mlit/h20/hakusho/h21/html/k1211000.html

内閣府「日本の災害対策」
http://www.bousai.go.jp/1info/pdf/saigaipanf.pdf

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