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アンパンマンとやなせたかしさん

大阪市立昭和中学校・植田 恭子

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 「やなせたかしさん死去 惜しむ声多く」やなせさんが亡くなられたことについて、多くの人がつぶやきました。「やなせたかし」という名前は知らなくても、「アンパンマン」の作者というと、ご存じの方は多いのではないでしょうか。

 「手のひらを太陽に」の作詞は、やなせさんであったことを記事で知ったという声も多く聞きました。今回はやなせたかしさんの記事を手がかりに考えていきましょう。

 ,笋覆擦気鵑込めた思い

 アンパンマンが発表された当初は、「自分の顔を食べさせるなんて。残酷だ」「グロテスクだ」という批判もあったようですが、「自己犠牲を伴わない正義はない」と描き続けたそうです。やなせさんが考えた「正義」とはどのようなものだったのでしょうか。

 やなせさんが残したさまざまな言葉を手がかりに、「アンパンマン」にどのような思いを込めていたのかを考えましょう。「人を楽しませること、大好きだった」という「やなせたかしさんを悼む」(10月16日朝日新聞・文化面)をはじめ、関連した記事を読み、やなせさんがどのような思いで作品を描いていたのか考えましょう。

 ◆嵬そ呂里泙泙任えってよかった」

 やなせさんが闘病中に書かれた「遺言」とも読める詩3編を編集者に託していました。「詩とファンタジー24号」で掲載されています。

 意味を考えながら、一字一句丁寧に写してみましょう。やなせさんの想いを感じとることができるのではないでしょうか。

 「編集前詩」が、かまくら春秋社の提供で、朝日新聞でも読むことができます。「いつも/これが最後と/おもって書いています」「未熟のままでかえってよかった」という「未熟」とはどのような意味でしょう。

 「ところであなたは?」という問いかけに、あなたはどう答えますか。

 やなせたかしさんを悼む

 やなせさんについてのエピソードや思い出など、親交のあった方が書いておられます。「アンパンマン」の読者であった「あなた」の視点から、「アンパンマン」にまつわる思い出とともに、やなせさんを追悼する記事を書いてみましょう。

 「アンパンマン」をはじめて読んだ時の印象や、「アンパンマン」の中でお気に入りの登場人物などについても綴ってみませんか。

 「アンパンマン」を描くことになったきっかけなど、2013年10月18日付天声人語にも書かれています。天声人語の中で、心に残った表現に印をつけ、ふさわしい「見出し」の言葉を考えましょう。

 い錣燭靴離リジナルの物語

 アンパンマンの似顔絵は、誰でも描けそうですね。丸い顔に、丸い鼻、ホッペも丸。円満な、微笑ましい顔です。究極の正義の味方かもしれません。一方、悪いことをしていてもなぜか憎めないキャラクターの「ばいきんまん」。かわいい「ドキンちゃん」「どんぶりまんトリオ」など、登場人物は個性豊かですね。あなたも個性豊かで、楽しく、愉快な登場人物を創り出し、オリジナルの物語を創作してみましょう。

紙芝居にしてもいいですし、巻物風というのも面白いと思います。タブレットPCのアプリを活用すると、楽しく作ることができます。アナログでもデジタルでも、それぞれの特性を活かして、創作に挑戦してみましょう。

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