「いっしょに読もう! 新聞」コンクール 第1回グランプリは中2の木田夕菜さん

 日本新聞教育文化財団がNIE週間(11月1日〜7日)の主要行事として実施した小・中・高校生対象の「いっしょに読もう!新聞」コンクールの入選作が1日付で発表された。興味を持った記事を家族や友人と一緒に読んで感想や意見をまとめ、記事ともに応募するコンクールで、今回が第1回。全国47都道府県と海外から計1万2290点の応募があり、グランプリと小・中・高校各部門の最優秀賞、特別賞などが選ばれた。

 グランプリは、宮崎県の口蹄疫問題の記事を選んだ鹿児島市立鹿児島玉龍中2年、木田夕菜さん。南日本新聞の「豚の競り 都城再開」(9月2日)の記事をきっかけに、過去の新聞を読み直し、口蹄疫の影響や農家の苦労、努力にも視野を広げた。記事選択の視点の具体性や読み込みの深さが高く評価された。

 最優秀賞には、満州からの過酷な逃避行を取材した朝日新聞・大久保真紀編集委員の「母・妹犠牲…帰国できた」(8月25日)を取り上げた昭和女子大付属昭和高2年、森有希さん=さいたま市在住=、横浜市立あざみ野中3年、石井里奈さん(読売8月12日「御巣鷹『心に刻んで』」)、名古屋市立極楽小4年、岩田泰紀さん(中日8月7日「投下弾 空にくっきり」)が選ばれた。

 表彰式は6日、横浜市の日本新聞博物館で開かれる。グランプリと各部門最優秀賞受賞者の4人と、各記事の執筆記者との懇談会が予定されている。

 特別賞(30人)は次の通り。(敬称略)

【着眼賞】新潟市立東青山小5年、片桐菜那▽高松市立屋島小3年、百恭花▽さいたま市立馬宮中3年、伊藤早季▽上越教育大付属中3年、井田優子(新潟)▽リマ日本人学校中等部3年、新里えみこ(ペルー)▽横須賀市立横須賀総合高3年、中村夏希(神奈川)▽兵庫県立星陵高2年、松元琴未

【対話賞】聖心女子学院初等科6年、島戸麻彩子(東京)▽横浜市立荏田西小6年、巻田直哉▽松山市立石井小4年、木山隆聖▽武蔵村山市立第五中2年、尾高美穂(東京)▽田川市立伊田中2年、永井彩貴奈(福岡)▽岩手県立盛岡南高2年、佐々木周▽白百合学園高1年、岸美裕子(東京)▽福井県立若狭高1年、小原光軌也▽高知県立高知農高3年、細木童心

【提言賞】上越市立高田西小5年、寺嶋夏海(新潟)▽札幌市立平岡中央中2年、三國初佳▽小美玉市立玉里中3年、大山萌(茨城)▽狛江市立狛江第一中2年、丹生大貴(東京)▽埼玉県立大宮高1年、黒澤沙也加▽立命館守山高1年、中嶋理絵(滋賀)

【考察賞】倶知安町立西小樺山分校6年、宮沢さくら(北海道)▽石垣市立平真小6年、平田こころ(沖縄)▽さいたま市立馬宮中2年、賀川夏子▽東京学芸大附属小金井中1年、森山桃子(東京)▽小金井市立小金井第二中3年、矢野優芽(東京)▽桜蔭高1年、岩間優(東京)▽東京朝鮮中高級学校2年、朴純香▽兵庫県立星陵高3年、安藤沙耶