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学習のポイント

インクジェットはがきって?

千葉県松戸市立小金中学校・高城英子

印刷

 ●学習のポイント

 (1)色を分解してみよう
 一般的にインクの色は、青(C)・赤(M)・黄(Y)・黒(K)と呼ばれる4色を混ぜて作られます。実際の色はどんな色を混ぜてできているかインクの色を溶かしだして調べる事ができます。水性インクのサインペンで調べてみましょう。染み込みやすいコーヒーフィルターの先にインクを染み込ませ、そのインクが水に直接付かないように先の方だけ水に漬けると、フィルターに水が染み込んでいくにつれて、混ざっていたインクが分かれて出てきます。「ペーパークロマトグラフィ」といいます。構成している色の粒子の染み込み方の違いによって分離し、色の帯が現れます。同じ種類のサインペンで比較すると、それぞれの色を作り出していた色がわかります。

 (2)インクによる違いを調べてみよう
 インクによって色を混ぜるときの溶媒(溶かし出す液体)が違い、水性、油性などに分かれています。インクの種類による違いを比較してみるのもおもしろいです。水性だと水で溶かしているので水で溶かし出すことができますが、油性だと水では溶かし出すことは難しいです。これが「色落ちしない効果」を生み出しています。従って、一度付いてしまうと落ちにくいのです。ある程度は油を溶かすことができる消毒用アルコールや除光液で溶かす事ができます。では、アルコールや除光液で、油性のインクは溶かし出すことができるでしょうか。ペーパークロマトグラフィの方法で調べてみましょう。蛍光ペンや絵の具などはどうでしょうか。

 (3)紙による違いを調べてみよう
 インクジェットはがきでは、紙の表面が加工されていました。紙の種類によってインクの吸い上げ方は違うのでしょうか。インクジェット用の紙、一般のコピー用紙、和紙、表面がコーティングされた紙、トイレットペーパーなど、染み込み方の違いをうまく利用して紙は色々な所で利用されています。ペーパークロマトグラフィの方法で紙によるインクの吸い上げの違いも調べてみることができます。同じインクを使って比較してみましょう。

 (4)色を混ぜてみよう
 色を混ぜると違う色を作り出す事ができるのでしょうか。まず、基本的な4色の中から「青色」と「黄色」を色々な割合で混ぜてみましょう。うまく組み合わせると「緑色」を作り出すことができます。他の色の組み合わせで様々な色を作ったり、絵の具や色鉛筆、水性ペンなどを使ってもできるか挑戦してみましょう。

 (参考)
産業技術総合研究所 サイエンスタウン ドリームラボ科学実験コーナー
http://www.aist.go.jp/aist_j/science_town/dream_lab/dream_lab_12/dream_lab_12_01.html

ゼブラ インク汚れの落とし方
http://www.zebra.co.jp/zebra/other4.html

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