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ののちゃんのDO科学

 カレーのルウ、なぜ火を止めてから? ★学習のポイント★
  大阪市立昭和中学校・植田恭子
 (朝日新聞社発行 2014年9月27日付be)


学習のポイント

 好きな給食ランキングでも第一位に輝くことが多い「カレー」。市販のルウを使っても、それぞれのお家で作り方や材料はこだわりがあったり、季節によっても違ったりと、「カレー」は変幻自在のメニューです。メロディが浮かんでくる「カレー」の歌もありますね。今回はみんな大好きな「カレー」のルウについてDO科学していきましょう。

1. カレールウができるまで

 「ルウ」はフランス語で、もともとはスープなどのとろみをつけるつなぎとして使うものをさしています。家庭でカレーを作る時に使うカレールウは、スパイス類や小麦粉や油脂などで作られています。カレールウができるまでをハウス食品 http://housefoods.jp/data/curryhouse/ や ヱスビー食品 http://www.sbcurry.com/curry/ などのページで調べてみましょう。
 またカレールウを上手に活用する方法についても調べてみましょう。商品パッケージをじっくり読んでみるのもいいですね。

2. 日本のカレーの歴史

 日本人で最初にカレーを食べたのは誰でしょう。1860年に福澤諭吉の著書に「カレー」という言葉が紹介されているそうです。その後カレーの調理法なども出てきますが、国産のカレーが登場したのはいつでしょう。おなじみのカレールウは、日本で独自に開発されたものです。現在の国民食といえるくらいになるまでに、カレーはどのように広がっていったのでしょうか。また、どのような背景があったのでしょうか。時代の流れとあわせて考えてみましょう。
 カレールウの種類もたくさんあり、パッケージもさまざまあって面白いですね。地域の特産物を活かしたご当地カレーもありますから、マップを作ってみると、それぞれの地域を理解することにつながりますね。

3. 「糊化」って何?

 「糊化」について図式化して説明してみましょう。でんぷんの性質についてもくわしく調べてみましょう。「でんぷん糊」は、でんぷんのどのような性質を活かしたものなのでしょうか。いつ頃から使われてきたのでしょうか。いろいろ「問い」が生まれてきますね。
 「糊化」とは逆に「老化」という現象もあります。「老化」するとどうなるのでしょう。「老化」はどういうものでしょうか。
 でんぷんの老化を防ぐには、急速冷凍したり、高温で乾燥したりという方法があります。ここから生まれたのが、冷凍ごはんや即席めんです。そのしくみについても調べてみましょう。

4. 新メニューを開発

 カレールウを使って、秋の新メニューを開発しましょう。まずは季節の旬のものを生かして作ってみるといいですね。これからだと、栗やきのこでしょうか。今まで使ったことのない具材を入れてみましょう。カレーだと相性のいい食材がたくさんあります。
 また、カレーライスだけでなく、カレールウで新しい料理に挑戦してみましょう。
 残った翌日のカレーを使って、別のメニューを考えてみるのもいいでしょう。 オリジナルのメニューを投稿したりして、友達と情報を共有するのも楽しいですね。みんな大好きカレーを楽しく調理して、美味しく味わってください。おなべの火をいったん消してからルウを入れるのをお忘れなく。

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